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69手目▲6三歩から△6一金▲6二歩成(図)と進みました。以下(1)△6二同金なら68手目の局面で先手の持ち歩がなくなった形と同じ。先手に得は一切ありません。羽生棋聖は▲6三歩の非を認め、1歩損でも68手目からやり直す覚悟を決めたわけですが、豊島七段は▲6二歩成を相手にせず、(2)△7七桂不成でさらに良さを求めにいきました。この選択がどうでるか。
(「タイトル戦の中盤戦でこの類の手(▲6二歩成)は見たことがない」と青野九段)
(牛蒡)