前夜祭(3)
(対局者決意表明。まずは羽生棋聖)
どうも皆さんこんばんは。第86期棋聖戦五番勝負第3局の前夜祭、このように盛大に開催をしていただきまして、誠にありがとうございます。こちらでの開催は3年連続ということで、毎年盛大に、熱意あふれる歓迎をしていただいています。私もいろいろな場所で対局をするのですが、このように大きな規模で前夜祭が行われるというのは非常に稀なことで、そういう意味でもこちらの方に厚く御礼を申し上げたいと思います。先ほどから林さん、実行委員長自らが司会をされているというのはなかなかないと思うんですけども、本当に毎年お世話になっております。
今日は前夜祭ということで、限られた時間ではありますけども、皆さまと交流の機会を持ちたいと思っています。明日は天気がどうなるかわからないですけども、対局が行われると同時に大盤解説会も行われるということになっています。ぜひたくさんの方に、将棋のタイトル戦がこんなふうに行われているんだと少しでも知ってもらえたらうれしいなと思います。同時に将棋の面白さを幅広い世代の人たちに伝えていければと思っています。どうぞよろしくお願いいたします。
皆さまこんばんは。本日はたくさんの方にお集まりいただきましてありがとうございます。
私が沼津に来たのは今日が初めてなんですけども、今日ここに来る前に対局場を検分させていただきまして、歴史と趣のある対局場で感激しました。前夜祭が340名、盛大な前夜祭を開催していただきまして、また感激しました。明日は皆さまの期待に応えられるような、対局場にふさわしいようないい将棋を指せるように頑張りたいと思います。関係者の皆さまには今日、明日お世話になります。よろしくお願いいたします。
(書き起こし=文、写真=紋蛇)
(紋蛇)