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2013年7月

2013年7月16日 (火)

東京から新潟へ

一行は13時12分発のMaxとき325号で燕三条へ。そこからバスに乗り換え「高島屋」を目指した。

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(文)

第84期棋聖戦五番勝負第4局、新潟市で対局

羽生善治棋聖に渡辺明竜王が挑戦する第84期棋聖戦五番勝負。今シリーズは羽生棋聖の連勝でスタートしたが、第3局で渡辺竜王が勝ち反撃の狼煙を上げた。羽生棋聖が勝ち防衛を果たすか、渡辺竜王が勝ちフルセットに持ち込むか、第4局も目が離せない。
対局日は7月17日(水)、対局場所は新潟県新潟市「高島屋」。立会人は屋敷伸之九段、副立会人は三浦弘行八段、いずれも棋聖位の獲得経験がある棋士だ。記録係は黒沢怜生三段(21歳、高橋道雄九段門下)が務める。また当日はニコニコ生放送で勝又清和六段と竹部さゆり女流三段が解説を行う。
インターネット中継は棋譜・コメント入力を烏記者が、ブログを文が担当する。

2013年7月 6日 (土)

本日の棋譜

第84期棋聖戦五番勝負は渡辺竜王1勝、羽生棋聖2勝となりました。
第4局は7月17日(水)に新潟県新潟市「高島屋」で行われます。

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(牛蒡)

渡辺竜王

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(牛蒡)

感想戦

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(牛蒡)

終局直後

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(渡辺竜王、まずは1勝)

【渡辺竜王インタビュー】

「角換わりは予定でした。午前中から激しかったですが、どうなっているかはわかりませんでした。
途中、長考になったところ(92手目△2二同玉に1時間14分)は苦しいかと思いましたが。他の手がわからなかったので、しょうがないかなと。
終盤は自玉が一手空いたので、何か勝ちの順がある気がしました。とりあえずひとつ勝ってホッとしたというところですね」

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(敗れた羽生棋聖。112手目△2二銀をうっかりしたと話していた)

【羽生棋聖インタビュー】

「途中までは前例がある形で、どうなるかというところなんですが、よくわからなかったですね。
△3九竜(86手目)と入られたあたりは何かあるかと思いましたが、具体的にはわからなかったですね。形勢はわからないです。
△2二銀(112手目)をうっかりしていました。あれでいっぺんに終わってしまったので、(107手目)▲3二金打では、ほかにマシな手があったような気がします。また頑張ります」

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(牛蒡)

渡辺竜王が1勝を返す

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第84期棋聖戦第3局▲羽生善治棋聖-△渡辺明竜王戦は渡辺竜王が勝ちました。
終局時刻は19時15分。消費時間は▲羽生3時間59分、△渡辺3時間50分(持ち時間、各4時間)。
際どい終盤戦を制した渡辺竜王が一番返し、これで五番勝負は羽生の2勝1敗になりました。

※本局の観戦記は産経新聞に掲載されます。執筆は中島一彰氏です。どうぞお楽しみに。

(牛蒡)

後手が打開

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後手は望めば千日手にできそうでしたが、拒否して攻めに向かいました。勝ちに行っています。

(牛蒡)

千日手の可能性あり

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控室では千日手の可能性が指摘されています。先手が千日手に持ち込めるかどうかとのこと。 仮に千日手になった場合は、終局から30分後に指し直し局が行われます。 持ち時間は少ない方が残り1時間になるように調整されます。

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(継ぎ盤に示された一変化)

(牛蒡)

後手が逆転した

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18時半過ぎの大盤解説会場。難解な局面ですが、解説ではハッキリとした形勢判断が求められます。勝又六段と吉田五段が悩みに悩んだ末に出した結論は「後手が逆転した」。

(牛蒡)

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