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2013年6月21日 (金)

明日のみどころ

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室谷「司会はしたことがなく緊張しています。先生方に見どころや戦型予想をしていただきます。ホテルフォレスタでの対局ですが、杉本先生は愛知出身ですね」

杉本「はい。自分はこちらで解説していまして、永世解説者の資格を持っていると思います」

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室谷「森下先生は愛知県は初めてですか」

森下「渥美半島に親戚がいまして、31年前に訪れたことがあります。早いものですね。フォレスタは初めてですが、対局室だけでなく周辺の環境が素晴らしいですね」

室谷「北浜先生はいかがですか」

北浜「どのくらい来たかまでは覚えていないですが、羽生棋聖と深浦康市九段の棋聖戦の副立会人で来ています」

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室谷「愛知県はおいしいものが多いですよね」

北浜「私はみそカツやみそ煮込みうどんが好きですね」

室谷「きしめんなんかもおいしそうですよね」

杉本「私は棋士の方が名古屋に来られたときに、名物のお店に連れて行くようにしています。こちらのホテルはいいところで、プールがすばらしい。昨年は2回子どもを連れてきました」

室谷「戦型予想はいかがでしょうか」

杉本「名人戦が終わったばかりですが、羽生棋聖は切り替えの早さが特徴的です。第1局快勝でどこが不調だったのかという感じですよね。羽生棋聖は立会人の得意戦法を指すといわれるので相矢倉が見られるのではないでしょうか。あるいは振り飛車かもしれません」

森下「渡辺竜王は最近大きな勝負を落とされているので、悪い流れを跳ねのけて勝ちたいことでしょう。名人戦こそ阻まれましたが、切り替えは早いですから防衛に全力を尽くされるでしょう。
戦型は何でもありそう。新幹線で羽生棋聖の隣だったのですが、変遷があっても変わっていないことも多いのでは、まだまだ鉱脈は眠っているのではと話されていました。もしかしたら、思いもよらぬ古い形の将棋になるかもしれません」

北浜「いま一番見たいカードの一つでしょう。渡辺竜王が奪取すると四冠です。棋聖戦が今後の棋界の流れを決めそうです。渡辺竜王は第1局を落としたので、ここは取りたいところです。
二人の戦型予想は難しいですね。第1局は動きの激しい将棋でした。今回はじっくりした将棋、矢倉や腰掛け銀のように神経を使うのではないかと思います」

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(閉会のご挨拶は日本将棋連盟 鬼頭孝生 棋道師範)

(書き起こし・銀杏、撮影・吟)

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