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2013年6月

2013年6月21日 (金)

パフォーマンス(2)

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(さまざまの種類のカクテルが完成し、来場者に配られていく)

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(再び華麗に)

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(両対局者も楽しそうな表情だ)

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(3色のカクテルがいっぺんに注がれる)

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(2度目に造られたのは両対局者のもの。「リラックスしてお休みいただける程度、軽めのアルコールでお造りしました」とのことだ。もう1杯は昨日、誕生日を迎えたホテルフォレスタの小野社長に渡された)

(吟)

パフォーマンス(1)

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(興味深そうにステージを見る両対局者。何が始まるのだろう)

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(次々とグラスが並べられる)

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(軽快な音楽が会場に響き、両対局者も手拍子)

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(リズムにのってカクテルを造りあげていく)

(吟)

乾杯

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(乾杯のご発声はトヨタ自動車株式会社 総務部部長 財津裕真さま)

「トヨタ所有の山林でしたが、20年手付かずでした。それを広く有効活用しようということで現在のようにホテルや施設を作り、現在多くの方に利用していただいております。森でニホンカモシカが出てきて、自然豊かなところです。
今年で棋聖戦の対局は9年連続です。続けさせていただくのは光栄なこと。来年以降も続いてほしいと思います」

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(供されたもののお料理の一部を掲載しました)

抽選会では羽生棋聖と渡辺竜王の色紙が当たる。当選者が発表されるたびに歓声が響いていた。

(書き起こし・銀杏、撮影・吟)

前夜祭開会

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(ステージに登壇する羽生棋聖と渡辺竜王)

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(開会のご挨拶は産経新聞社東京本社 沢辺隆雄 編集局文化部長)

「今回の対戦は多くのファンが注目しています。明日行われる将棋フェスティバルには150人を超える方が申し込まれ、キャンセル待ちが出るほどだと聞いています。また、大盤解説会も定員をはるかに超えていると聞いています。
産経新聞は昨日で創刊80年を迎えました。そのようなときに今回の対局が開催されてうれしく思います」

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(日本将棋連盟理事  杉本昌隆七段が挨拶)

「産経新聞は創刊80年ということで、来年は将棋界でいえば盤寿にあたります。大変おめでたい。産経新聞社が発行している『正論』も今年40周年とのことで節目の年ですね。
前期の防衛でタイトル獲得通算81期となった羽生棋聖と竜王9連覇に加えて、棋王と王将を獲得された渡辺竜王の明日の対局は目を離せません。
毎年フォレスタで対局が行われていますが、大変すばらしい場所です。フォレスタの小野社長は県代表になったこともあるアマ強豪です。私も中学生のころに指した記憶があります」

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(豊田市を代表して太田稔彦 市長が挨拶)

「今年も棋聖戦開催ありがとうございます。昨年の前夜祭で羽生棋聖がリラックスされている様子だったのでたずねたら、「オンとオフをきちっとしています」とのことでした。自分はオフのことが多いので、勝負事の類は勝てないのかと思いました。
文化振興財団主催のフェスティバルを開催いたします。プロと将棋ができるのはいい機会。来年以降もフォレスタでゆったりした時間を楽しめればと思います」

(書き起こし・銀杏、撮影・吟)

対局検分

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羽生棋聖が対局室へ。記録机の後ろに立っていた北浜八段に「まぁまぁ座って下さい」と促す羽生棋聖。
「先生、お先にどうぞ」(北浜八段)
「ええ、私も座りますから(笑)」(羽生棋聖)

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(対局検分は記録机の位置をやや前に調整し、特に問題もなく5分ほどで終了した)

※このあと現地では18時より前夜祭が開催されます。

(吟)

明日 第2局

羽生善治棋聖の先勝で開幕した第84期棋聖戦。第2局は愛知県豊田市「ホテルフォレスタ」にて6月22日(土)9時に対局が開始される。羽生棋聖の連勝か挑戦者の渡辺明竜王が先手番で巻き返すか。立会人は森下卓九段、副立会人は北浜健介八段、記録係は伊藤和夫三段(24歳・剱持松二九段門下)が務める。

中継は棋譜・コメント入力が銀杏、本ブログを吟が担当する。よろしくお願い致します。

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(関係者一行は13時10分に東京駅を出発した)

(吟)

2013年6月 4日 (火)

両対局者、大盤解説会場へ

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(両対局者が大盤解説会場に向かう)

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(大盤解説会場のフロアに到着)

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(立ち見が出るほどの盛況だった)

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(大盤の駒を動かして感想戦を行っていく)

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(羽生善治棋聖)

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(渡辺明竜王)

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(羽生棋聖)

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(渡辺竜王)

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(羽生棋聖)

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(大勢のファンが熱心に聞き入っていた)

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(会場の隅で感想戦を聞く、記録係の桝田悠介二段)

(翔)

終局後インタビュー

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【羽生善治三冠】
――今日の対局を振り返っていかがですか。
「途中までは反対を持って指したことはあった形ですが、結構険しい変化がたくさんあってよくわからないまま指していました」

―― ▲7一歩成(39手目)は新手だったみたいです。
「そうですね、早めに捨てておかないと危ない変化もあるんじゃないかなと思いました。意味としては同じなのですけどね。昼休で8五桂がなかなか取り切れないので、つまらない将棋にしたかなと思っていました」

―― 作った馬(51手目▲7四角成)が大きいように思えました。
「思ったよりは手ができなかったですね。もうちょっと8五桂が簡単に取れるんじゃないかと思っていましたが、△6六歩を突かれて(56手目)自信がなくなりました」

――勝ちを意識したのは?
「▲8三歩成(95手目)で飛車を取れる形になったところです」

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【渡辺明竜王】
――本局を振り返って。
「中盤で冴えない感じになってしまって、その後はダメになってしまいましたね」

――具体的にはどの辺りでしょう。
「△6六歩(72手目)~△5五桂(76手目)と6七を攻めていったんですが、案外入玉含みになってよくなかったです」

――8五桂の存在はプレッシャーになったのでは。
「結局取られるのでちょっと……。取られる間に馬を作り合う展開にしたかったんですが、その後の攻めが淡泊でした」

(翔)

終局直後

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(終局直後)

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(先勝した羽生善治棋聖。終始むずかしい表情でインタビューに答えた)

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(敗れた渡辺明竜王。ゆっくりと言葉を紡ぎだした)

(翔)

棋聖戦第1局 羽生棋聖が先勝

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棋聖戦第1局▲羽生善治棋聖-△渡辺明竜王は111手までで羽生棋聖が勝ちました。終局時刻は18時6分。消費時間は▲羽生3時間32分、△渡辺3時間37分。第2局は6月22日(土)に愛知県豊田市「ホテルフォレスタ」にて行われます。

(翔)
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