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昼にも姿を見せた上田女流二段が再び控室に。△6六銀(38手目)での見解をうかがうと、次のように答えてくれた。「どうしても、6六の銀と4八の銀の差に目が行ってしまいますね。△4四角とすれば、角の働きにも差がついてきそうです。今の時点では『どちらがよい』とは言えないと思うのですが、心情的には後手持ちです」。本局の観戦記を担当する伊藤能五段は、「こっち(先手)の指し手が難しいなあ」とつぶやいている。
(上田女流二段)
(文)