15時、両対局者に午後のおやつが出されました。両者ともにフルーツ盛り合わせで、それぞれの控室に運ばれます。里見女流王位はさらにアイスミルクティーとオレンジジュースを頼みました。
(里見女流王位のおやつ)
(西山白玲・女王のおやつはこれと……)
(アイスカフェオレを再開前に頼んでいた)(飛龍)
14時過ぎ、局面に動きが出たところで継ぎ盤が活発になりました。
(1つの継ぎ盤を囲んで)
(武市七段は真剣な表情)
(後手を持つのは井上九段)(飛龍)
上図は昼食休憩が明けて△6三角▲2二角と進んだところ。対して△3三桂なら▲3二金が銀取りに加え、▲3三金を見せて受けにくい手になります。
実戦は△1二香▲1一角成△3三桂▲1二馬△4四歩▲3二金△5二飛と進みました。先手は馬を作りながら香得の実利を挙げ、後手は△4五歩▲同歩△5七歩▲同飛△4五桂の狙いがあります。
(里見女流王位は駒得の実利を挙げた)(飛龍)
2階に上がると阿波おどりホールの入り口があり、中では有料で実演も見られます。午前中にも1回、実演がありました。
(右の顔出しパネルでは、「連」のセンターになれる)
(窓辺には有名連のちょうちんがズラリと並ぶ)
(ホールに入り、おどりの実演が開幕)
(飛龍)
午前中、阿波おどり会館を訪れました。
(阿波おどり会館。ホテルからは700メートルほど)
(会館正面には阿波おどりの笠の形の休憩所)
(1階には「あるでよ徳島」。県内のみやげ物がそろう)
(藍染めの衣料)
(そうめんで涼しげに)
(すだち製品も豊富)
(徳島県のマスコットキャラクター、すだちくんもおどる)
(モニターにはおどりの様子が流されている)(飛龍)
(定刻前、先に西山白玲・女王が先に戻っていた)
(観戦記担当は西川和宏さん。棋士の西川和宏六段とは別人)
(立会人の武市七段は記録係の武富女流初段と何やら小声で)
(里見女流王位も定刻前に戻る)
(定刻を回り、武市七段が席を立っても着手はなかった)
△6三角が指されたのは再開から10分ほどしてからでした。(飛龍)
(昼食休憩時の盤面)
(昼食休憩時の対局室)
(床の間には色とりどりの花々)
(女流王位の居玉の王将。水無瀬書)
(挑戦者の片美濃に収まる玉将。秀峰師作)
(挑戦者側から窓外を望む。徳島中央公園の城山が見える)
(上座側から見えるのは徳島の街並み)(飛龍)
昼食は里見女流王位が海の幸のミックスフライ、ホットカフェオレ、カスタードプリン、西山白玲・女王が本日のパスタ(ツナとサーモンの和風パスタ)です。
(里見女流王位の昼食。ライス、サラダつき)
(有頭エビが存在感を放つ)
(西山白玲・女王の昼食。こちらはパンやサラダがつく)
(ツナとサーモンの和風パスタ)(飛龍)
図の37手目▲5五歩の局面で、西山白玲・女王が32分使って12時になり、昼食休憩に入りました。消費時間は▲里見1時間44分、△西山56分。対局は13時再開です。(銀杏)
午前中、武市七段が色紙に揮毫していました。
(慎重に筆を運ぶ武市七段)
(3種類が完成)
(左は詰めろを凌(しの)ぐ、右は詰みを凌ぐ)「詰みを凌ぐ」は詰みさえ防げばよいですが、「詰めろを凌ぐ」は詰めろが続かないように受けます。武市七段は、ほかにも自玉の必至や詰みを読む図面も含めた問題集を出版予定とのこと。
(「8月にマイナビ出版から初級者向けのものを出します」と武市七段)(飛龍)