15時のおやつは、両対局者ともチョコレートケーキです。紅茶が添えられています。
(虹)
図は14時20分の局面。消費時間は、▲里見1時間22分、△甲斐2時間20分。代えて▲2二飛成と攻めるのは△7二金~△9一飛で危ないと見たのか、ここで里見女流王位は▲9七歩と受けに回りました。形勢は先手優勢から先手有利へと戻ったようです。
図は14時15分頃の局面。ここで里見女流王位がおよそ20分考えています。Twitter解説の八代弥四段によれば「▲6六香△5三馬▲2二飛成が一例ですが△7二金と上がるのが固めつつ△9一飛を見せてたまらない味ですね」とのことです。ただし現局面の形勢については先手優勢との見解です。
(2手目△3四歩を着手する甲斐女流四段)
(対局場の「夢乃井」。本日は晴天なり)
(中心街の喧騒から離れ、周辺は緑であふれている)
(色彩豊かな自然風景)
(夢乃井の近くを流れる夢前”ゆめさき”川)
図は13時30分頃の局面。2筋突破を終えている先手が優勢です。しかし△6四馬が▲2二飛成~▲4二とを防いでいることや、後に△8五桂と跳ねれば7七の銀に当たることなど、後手も主張が残っている展開です。
(朝の里見女流王位)
(朝の甲斐女流四段)
対局再開の一手は△7四歩でした。△7三桂~△8五桂の狙いがあります。控え室は先手持ちの見解です。
(甲斐女流四段は9筋の端攻めに狙いを定める)
(この手を見た里見女流王位は顔に手を置きしばし止まる)
(昼食休憩時の盤面)
(先に里見女流王位が対局室に戻ってきた)
(少し間を置いてから甲斐女流四段が席につく)
(対局再開直前の様子)
図の局面で正午となり、甲斐女流四段が12分考えて昼食休憩に入りました。ここまでの消費時間は▲里見36分、△甲斐2時間2分。昼食時の注文は両対局者とも、うどん、小鉢2つ、いなり寿司です。対局は13時に再開します。
(両対局者と同じメニューのうどん、小鉢2つ、いなり寿司)
控え室には立会人の若松政和七段が来訪しています。継ぎ盤の様子をしばらく立ったまま見守っていましたが、程なくしてそばに着席しました。
(山陽姫路駅から出発するループバス。姫路城をぐるりと1周する)