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2026年4月

2026年4月15日 (水)

今朝の神戸新聞

本局の観戦記は観戦記者の西川和宏さんの執筆で後日、北海道新聞、東京新聞、中日新聞、神戸新聞、徳島新聞、西日本新聞に掲載の予定。今朝の神戸新聞には昨日の記念撮影の写真とともに記事が掲載されています。

Np(写真が展望記事とともに)

(飛龍)

大盤解説会情報

現地、夢乃井周辺での大盤解説会はありませんが、姫路市中心部、JR姫路駅徒歩10分の姫路市文化コンベンションセンター「アクリエひめじ」で16時から終局まで(最大延長21時)、費用は無料。解説は前期に続いて神吉宏充七段と徳田拳士五段です。

Oban_kishi

Kigou01(昨日、色紙に揮毫する村山八段。両対局者の色紙は事前に用意)

Kigou02(同じく島井女流二段。色紙は一部、大盤解説会の景品になるそう)

(飛龍)

2つの森一門の戦い

両者はこれまで1局のみ対戦があり、大島女流二段が勝っていました。両者は異なる森一門の女流棋士で、師匠はいずれも現役を引退しています。

福間女流王位の師匠は森けい二九段。王位、棋聖のタイトルをそれぞれ獲得したトップ棋士でした。一門の女流棋士にはほかにLPSAの理事として現地を訪れている島井女流二段と、川又咲紀女流二段、堀彩乃女流初段(LPSA所属)がいます。

Morike
一方で大島女流二段は森信雄七段門下。現役棋士数13人と最大勢力を誇り、現役女流棋士数も森けい二九段一門、小林健二九段一門、所司和晴八段一門に並ぶ4人で最多です。ほかに室谷由紀女流三段、石本さくら女流二段、佐々木海法女流初段がいます。

Morino
(飛龍)

風変わりな手順の組み替え対穴熊

Joryuoui202604150101_30上図から大島女流二段は▲6八銀と引いたのが珍しい感触の一手で、控室もざわつきました。続いて▲6七銀~▲7八金と右の金と連結してから雁木のように組んでいます。対して福間女流王位は、好まずにあまり指さない穴熊を見せました。

Joryuoui202604150101_36Ooshima03(7七銀型を嫌った大島女流二段。穴熊を迎え撃つことになりそうだ)

(飛龍)

「夢乃井」が初めての理事たち

9時30分頃には継ぎ盤が用意され、脇九段と島井女流二段が継ぎ盤を挟んでいました。

Hikae01

日本将棋連盟専務理事の脇九段は、公務で里湯ひととき夢乃井を訪れるのは初めて。兵庫県といえば前期まで常務理事を務めていた井上慶太九段のお膝元で、井上九段が訪れるのが常でした。一方で35年前に囲碁のほうの関西棋院の行事で訪れたことがあるそうです。

Asa13

LPSAの理事として現地を訪れている島井女流二段も、「夢乃井」来訪は初とのこと。関西に拠点を置く鹿野圭生女流三段がLPSAで長年、理事を務めていたこともあって現地の顔になっていました。今期は島井女流二段が「一度は」とリクエストしたそうです。

(飛龍)

午前のおやつ

10時、両対局者に午前のおやつが出されました。福間女流王位はアイスミルクティー。大島女流二段はフレッシュフルーツ、アップルジュース。飲み物以外は各対局者の控室に運ばれます。

Oyatsu01(福間女流王位のおやつ)

Oyatsu02 (大島女流二段のおやつ)

Oyatsu03(人気のフルーツの盛り合わせ)

(飛龍)

対局開始まで(2)

Asa08(第1局につき、駒を並べ終えると振り駒を行う。白布の上に振れば見やすい)

Asa09(上位者の歩を5枚取り、よく振って散らします)

振り駒は歩が3枚以上、表になれば上位者が先手、と金が3枚以上なら下位者の先手となります。以降、第2局から第4局までは先後が交互に入れ替わり、振り駒は行われません。最終第5局が行われる場合は改めて振り駒となります。

Asa10 (振り駒の結果はと金が3枚。布の外に出た駒も有効)

Asa11 (先後が決まり、互いに静かに定刻を待つ)

Asa12(立会人の村山八段が定刻を告げ、対局が始まった)

(飛龍)

対局開始まで(1)

記録係は棋譜の準備のほかに駒を磨くのも仕事になります。

Asa03 (記録係は岩佐女流初段。村山八段とLPSA理事の島井咲緒里女流二段も入室)

Asa04 (8時37分、挑戦者の大島女流二段が早くも入室)

Asa05 (自身、2度目のタイトル戦となり、やや緊張の面持ち)

Asa06 (盤側に関係者がそろう。右端は日本将棋連盟専務理事の脇謙二九段)

Asa07(8時48分、福間女流王位が姿を見せた)

(飛龍)

戦型は福間女流王位の角交換向かい飛車

Joryuoui202604150101_6福間女流王位は6手目△8八角成と角を交換しました。下図は9時30分頃の局面。向かい飛車に進んでいます。立会人の村山八段は力勝負を挑む狙いだろうと解説しました。

Joryuoui202604150101_26Fukuma03(福間女流王位は開幕戦に角交換振り飛車を起用)

(飛龍)

8連覇を懸ける福間香奈女流王位

◆福間 香奈(ふくま かな)女流王位(清麗・女王・女流王座・倉敷藤花)◆
1992年3月2日生まれ、島根県出雲市出身。森けい二九段門下。2004年、女流2級。2020年、女流六段。女流棋士番号は33。
タイトル戦登場は87回。獲得は白玲1期、清麗6期(クイーン清麗)、女王2期、女流王座9期(クイーン王座)、女流名人14期(クイーン名人)、女流王位11期(クイーン王位)、女流王将8期(クイーン王将)、倉敷藤花16期(クイーン倉敷藤花)の計67期。

Fukuma02
福間女流王位の五番勝負登場は12期連続14期目。獲得は11期でクイーン王位の資格を持ち、現在は7連覇中です。

Data_fukuma_1(福間香奈女流王位のこれまでの五番勝負成績)

(飛龍)

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