カテゴリ「第26期竜王戦挑決第1局」の記事 Feed

2013年8月15日 (木)

第2局は9月2日(月)に対局

挑戦者決定三番勝負は郷田九段が先勝。初挑戦まであと1勝と迫った。第2局は9月2日(月)、東京・将棋会館で行われる。

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感想戦

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終局直後

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郷田九段先勝

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渡辺明竜王への挑戦を目指す第26期竜王戦挑戦者決定戦三番勝負第1局は22時27分、109手で郷田九段の勝ちとなりました。消費時間は▲郷田4時間56分、△森内4時間59分。挑戦者決定戦第2局は9月2日に東京・将棋会館で行われます。

間隙を縫う痛打

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後手が先手玉に肉薄しているが、一瞬のチャンスをとらえた▲7三歩(図)が厳しい反撃になった。△同金は▲5三角が攻防手で、そのまま一手一手の寄りになりそう。取れないとなると、先手玉を詰ますか、自玉の上部を厚くして詰み筋を消しつつ詰めろをかけることが要求される。控室では、「先手が余していそう」の声。

突進

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森内名人は8筋をこじ開け、香の利きに銀を飛び込ませての突進を敢行。郷田九段は▲8六歩(図)と受けて厚みを崩さない。この瞬間は後手の攻め駒の利きが相当で、先手もかなり攻め込まれる変化が生じている。たとえば△7八銀成▲同金△6七銀成▲同金△7六金▲7八銀△6七金▲同銀△5七金(A図)という変化。

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後手は8筋の飛車が受けに利いているため、最後の寄せ合いで手を稼いでくれる。控室の継ぎ盤ではきわどい順も現れている。

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玉頭戦は厚みが命

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郷田九段は▲8七香(図)と玉頭に香を設置。玉頭戦は駒の数、利きの厚みが勝敗を分ける。盤上の金銀の数はもちろんだが、駒台の歩も後詰めの戦力として貴重な存在だ。駒の利きでは後手も負けていないが、接近戦に弱い大駒が前線に立っていること、歩が少ないことから正面衝突では苦戦が予想される。素直にぶつかり合えば先手が玉頭の制空権を支配するだろう。後手は△6九銀のような裏取りなどで、争点を変えていきたいところ。うまい手段はあるか。

飛車先突破

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郷田九段の銀がぐいぐいと前進し、ついに敵陣に手が届いた。▲2三銀成△同金▲同飛成(図)で突破に成功。棒銀のさばけ方としては理想的である。先手ペースであることは間違いない。図から△7五角▲2一竜△3一歩と進み、先手が手番を得た。ここからどう後手陣を攻略するか、思案のしどころだ。控室の評判は先手よし。

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森内名人、熟考

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郷田九段は3筋の位を奪い去り、▲3六歩(図)と突いて次に▲3七銀の活用を見せた。後手は忙しい局面だ。20時10分、ここで森内名人が熟考している。持ち時間は、郷田九段がすでに残り数十分だが、森内名人はまだ1時間以上残している。

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陣形まとまる

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夕食休憩明けから早いペースで指し手が進み、来るべき戦いに備えて互いに陣形整備を急いでいる。図の先手陣を見てもらいたい。夕食休憩前にはバラバラだった囲いが、きれいな矢倉の骨格を形作っている。後手も銀冠に組み替えて迎え撃つ態勢を整えた。ここから本格的な中盤戦に入っていくだろう。陣形を比べると、後手は歩がずらっと低く並んだ平面的な囲い。先手は歩の位置が高い立体的な囲いだ。先手が押さえ込み、後手が重心を低くしてパンチを繰り出していく展開が予想される。

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