カテゴリ「第23期竜王戦七番勝負第3局」の記事 Feed

2010年11月11日 (木)

本日の棋譜

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第3局は山田史生氏の詳細な観戦記を11月24日(水)から
読売新聞紙上にて掲載予定です。しばらくお待ち下さい。
11月25、26日に兵庫県加古川市「鶴林寺」で行われる第4局も
読売新聞ならび本サイトでお楽しみ下さい。
最後までご観戦頂きありがとうございました。

(吟)

真田七段の見た第3局

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投了図以下は▲同銀に△4八金▲6九玉△5八金▲7八玉△6八金
▲8九玉△7八金▲9八玉△8九銀までの即詰み。終局は19時27分。
消費時間は▲渡辺7時間59分、△羽生7時間57分。

「とにかくハッとする手の多い将棋でした。渡辺竜王は封じ手の▲8八歩、
63手目の▲9五角~▲7三角成の強襲、そして71手目の▲5三桂成。
羽生名人は76手目△2七銀、94手目の△7五金の辛抱、100手目、
角を成ってみろの△7四飛、どれもすごい手でした。
将棋としては、83手目▲5五馬の局面ははっきり先手勝ちだったと思うの
ですが、ちょっと慎重に指し過ぎたかもしれないです。
具体的には93手目▲7八銀のところで▲7九桂か▲4五角が良かったと
思います。111手目▲2四歩(図)が敗着だと思います。▲6八桂でしたね。
全体的に、素晴らしい熱戦だったと思います。劣勢を跳ね返して一勝を挙
げた羽生名人の執念に感じ入りました。
第4局は先手の羽生名人の矢倉か角換わりを渡辺竜王が受けて立つ展
開になると思いますが、熱戦は必至でしょう。 特にこの第3局を羽生名人
が逆転勝ちしたことで、シリーズの行方も俄然分からなくなりましたね。第
7局までいきそうな気がします」(真田七段)

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(感想戦終了は20時30分)

(吟)

感想戦

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今シリーズ初勝利をあげホッとした表情の羽生名人

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竜王戦での連勝記録が10でストップしてしまった
渡辺だが、7連覇という目標が今シリーズにはある

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(吟)

終局直後

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「▲5三桂成とされて手がないので、難しい将棋になってしまったかなと。
勝ちになったと思ったのは、△6一香から馬を追う展開になったあたりで
す。それまでは足りないと思っていました。作戦的にはどこがおかしかっ
たのか、まだわかりません。調べてみないと。ひとつ勝ってホッとしました」
(終局直後の羽生名人)

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「終盤で危険な順を選んでしまいましたね。△5九馬以下で▲2八飛で
受かると思ったのですが。作戦的には、先手番でここまで守勢に回らさ
れることになったので、面白くないかもしれません。終盤は良い局面もあ
ったと思うのですが……。竜王戦の連勝は止まりましたが、また頑張りま
す」(終局直後の渡辺竜王)

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報道陣・カメラマンが両対局者を取り囲む

(吟)

東京・将棋会館の大盤解説会 2

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終局後、激戦をたたえる拍手が沸き起こりました。

矢内「二人の対戦はフルセットまで見たいですね」
中村「(第4局の戦型予想について)矢倉のような気がします」

(銀杏)

羽生名人、一番返す。

第23期竜王戦第3局は、138手まで羽生善治名人の勝ちとなりました。

攻防手

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図の△6一香は攻防手で控え室でも評判がよい。
羽生名人は持ち時間も4分残している

「△6一香の局面は、もはやハッキリ後手優勢です」
と真田七段

(吟)

東京・将棋会館の大盤解説会の様子

こんばんは。第2局の棋譜・コメント入力を担当した銀杏です。
東京・将棋会館での大盤解説会の様子をリポートします。

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(大盤解説会は満員。注目の高さがうかがえる)

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(解説担当は中村修九段。聞き手は矢内理絵子女流四段)

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(熱弁振るう中村修九段)

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(聞き手の矢内理絵子女流四段)

(銀杏)

19時2分の局面

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△7七馬に▲6八桂で先手がきわどく余している
と言われていたが、▲2四歩と攻めに出て、控え室
では「おぉ~」と声があがった

(吟)

渡辺竜王、1分将棋となる

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図の▲7六歩で渡辺竜王は持ち時間を使い切り、一手60秒未満で
着手しなければならなくなった

(吟)

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