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2019年6月

2019年6月29日 (土)

沼津倶楽部周辺を散策

雨の降りしきる中、沼津倶楽部周辺を散策しました。

Dsc_3059 (海が近く、波の音がよく聞こえる)

Dsc_3064 (港口公園の入口。悪天候のため人影はなし)

Dsc_3063 (園内の案内板。若山牧水記念館から0.6キロの位置にある)

Dsc_3073 (園内には色鮮やかなあじさいの花が咲いていた)

(琵琶)

現地大盤解説会が始まる

14時、沼津倶楽部と若山牧水記念館では大盤解説会が始まりました。

Dsc_3304 (沼津倶楽部の解説会)

Dsc_3308 (名解説が響き渡る立会人の藤井猛九段)

Dsc_3314 (若手の有望株・青嶋五段)

Dsc_3301(若山牧水記念館での解説会)

Dsc_3278 (日本将棋連盟会長の佐藤康光九段は永世棋聖の有資格者)

Dsc_3282 (聞き手の室田女流二段)

(琵琶)

控室の検討

13時30分過ぎ、控室では立会人の藤井猛九段を中心に検討が行われています。

Dsc_3253 (局面は中盤の難所を迎えている)

Dsc_3267 (室田女流二段が継ぎ盤を動かす)

Dsc_3269 (三島市出身の青嶋五段)

(琵琶)

対局再開

13時、対局が再開しました。

Dsc_3203 (朝と同じく渡辺二冠が先に入室)

Dsc_3209 (続いて豊島棋聖が入室)

Dsc_3247 (局面は中盤の難所を迎えている)

Dsc_3218 (初防衛戦に挑む豊島棋聖)

Dsc_3233 (2度目の三冠を目指す渡辺二冠)

Dsc_3239 (地元の少年少女が室田女流二段に引率されて対局を観戦する)

(琵琶)

休憩中の対局室

Dsc_3182 (昼食休憩中の対局室)

Dsc_3188 (昼食休憩時の局面。手前が先手の渡辺二冠)

Dsc_3192 (渡辺玉の周辺)

Dsc_3193 (豊島玉は中住まいの構え)

Dsc_3197 (記録係の渡辺和史三段が記入した棋譜用紙)

Dsc_3199 (誰もいない静寂な対局室)

(琵琶)

昼食休憩

20190629d12時、この局面で豊島棋聖が11分使って昼食休憩に入りました。ここまでの消費時間は▲渡辺1時間6分、△豊島1時間24分。昼食の注文は豊島棋聖が棋聖戦特製カツカレー、ミニサラダ、アイスレモンティー。渡辺二冠が握り寿司、赤だしです。対局は13時から再開されます。



Dsc_3177
(豊島棋聖が注文した棋聖戦特製カツカレー、ミニサラダ、アイスレモンティー)

Dsc_3180 (3日間かけて煮込まれた棋聖戦のために作られた特製カツカレー)

Dsc_3173 (渡辺二冠が注文した握り寿司、赤だし)

Dsc_3171(寿司はわさび抜き)

(琵琶)

指導対局

10時から沼津倶楽部の向かいにある若山牧水記念館で指導対局が行われました。

Dsc_3147 (沼津倶楽部の向かいにある若山牧水記念館)

Dsc_3143 (かつて潮風に強い松の伐採危機から沼津の町を救った若山牧水の記念館)

Dsc_3135 (シンボルの松が存在感を放つ美しい庭園風景)

Dsc_3119 (多面指し指導対局風景)

Dsc_3116 (勝又清和六段)

Dsc_3111_2

(感想戦で丁寧に解説する)

Dsc_3114(青嶋未来五段)


Dsc_3129
(両対局者のサイン入りポスターが販売されている)

(琵琶)

森内俊之竜王・名人-佐藤康棋聖の△5二玉

Kisei20190629010144

図は4一の玉を5二に上がったところ。控室では、2004年の第75期棋聖戦五番勝負第1局▲森内俊之竜王・名人-△佐藤康棋聖戦が話題に上りました。

2019062946

相矢倉模様から△5二玉と中住まいにし、最後は9筋の位を生かして逃げきっています。佐藤康九段は「△1四歩と△6二角を島先生に激賞されました」と話しています。佐藤康棋聖はストレートで防衛を決め、3連覇を果たしました。

開始日時:2004/06/17 00:00:00
終了日時:2004/06/17 19:27:00
先手:森内 俊之
後手:佐藤 康光

▲7六歩 △8四歩 ▲6八銀 △3四歩 ▲6六歩 △6二銀
▲5六歩 △5四歩 ▲4八銀 △4二銀 ▲5八金右 △3二金
▲7八金 △4一玉 ▲6九玉 △5二金 ▲7七銀 △3三銀
▲7九角 △3一角 ▲3六歩 △4四歩 ▲6七金右 △4三金右
▲6八角 △7四歩 ▲7九玉 △9四歩 ▲8八玉 △7三桂
▲2六歩 △9五歩 ▲2五歩 △1四歩 ▲3七銀 △6四角
▲1六歩 △8一飛 ▲4六角 △5三角 ▲2六銀 △4五歩
▲6八角 △4四銀 ▲3七銀 △5二玉 ▲4六歩 △同 歩
▲同 銀 △3三桂 ▲6五歩 △4五歩 ▲3七銀 △6五桂
▲6六銀 △6四歩 ▲2四歩 △同 歩 ▲同 飛 △6三銀
▲2八飛 △8五歩 ▲1五歩 △5五歩 ▲2四歩 △5六歩
▲同 金 △2七歩 ▲同 飛 △2六歩 ▲同 飛 △2五歩
▲2七飛 △1五歩 ▲4八銀 △1六歩 ▲5五歩 △7五歩
▲1四歩 △同 香 ▲1五歩 △同 香 ▲1四歩 △1七歩成
▲同 香 △5七歩 ▲同銀上 △1六歩 ▲1三歩成 △1七歩成
▲4七飛 △8三香 ▲2三歩成 △4二金寄 ▲7五銀 △7四歩
▲6六銀引 △2八と ▲3三と △同金上 ▲3七桂 △3八と
▲4五桂 △同 銀 ▲同 飛 △8六桂 ▲7三銀 △6二角
▲同銀成 △同 玉 ▲6五銀 △同 歩 ▲同 金 △6四歩
▲7五桂 △6五歩 ▲6三桂成 △同 玉 ▲6四歩 △7三玉
▲5二角 △7八桂成 ▲同 玉 △5八銀 ▲8八玉 △6七銀不成
▲7八銀 △同銀成 ▲同 玉 △5八銀 ▲6三角成 △8四玉
▲6七銀 △6六桂 ▲同銀右 △6九銀打 ▲7七玉 △6六歩
▲5八銀 △同銀不成 ▲7三銀 △9四玉 ▲6六玉 △6七金
まで144手で後手の勝ち

午前のおやつ

10時、両対局者におやつが運ばれました。メニューは豊島棋聖がフルーツ盛り合わせ、渡辺二冠がショコラショコラ、アイスコーヒーです。

Dsc_3044 (メロン、ブルーサマーオレンジ、キウイ、巨峰の盛り合わせ)

Dsc_3051 (ココアのスポンジに生クリーム、生チョコのケーキ)

Dsc_3057

地元・沼津の菓子店ペルルの銘菓。経営者の父が養鶏場を営んでおり、ペルルの商品は新鮮な玉子で作られています。

(琵琶)

矢倉模様の立ち上がり

渡辺明二冠が3手目に▲7七銀(第1図)と上がって矢倉模様の立ち上がりになりました。

20190629a後手番の豊島棋聖は△6四歩~△6三銀~△7三桂(第2図)とし、急戦の構えを採っています。

20190629c(琵琶)

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