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2010年6月25日 (金)

対局者挨拶

花束贈呈と記念撮影が行われたのち、両対局者より挨拶。

まず深浦王位が次のように語った。「ホテルフォレスタは今回が3回目。対局(第49期王位戦第2局)以外には、棋聖戦の立会いで来たこともあります。非常に広々としていて、気持ちよく対局できたことを思い出しました。棋聖戦は第1局、第2局を落としてしまいましたが、気を取り直して豊田から始まるつもりで頑張りたいですね。朝のサッカー日本代表の試合を少し見ていて、勇気が出てきました。前評判のよくなかった日本がデンマーク相手に3点取りましたので、私も3点取るつもりで頑張ります。どうぞご期待のほどよろしくお願いします」

次に羽生棋聖の挨拶。「フォレスタでの棋聖戦は毎年恒例といっていいほど続いています。対局のみならず、将棋のイベントを開いていただけるということで、地元の皆さんが一体になって棋聖戦を盛り上げてくださっていると感じます。東京は真夏日のような気候だったのですが、ここは周りに緑が多いからか、快適で過ごしやすいと感じました。おかげで明日の対局に打ち込めそうです。今朝はサッカーの話題でものすごい熱狂でしたが、これは、選手やそれにかかわる人々が一生懸命、100%の力を出し切った結果として生まれるのだと感じました。私は棋士ですので、力いっぱいのことをやって、面白い、楽しいと思えるような将棋を指したいと思います」

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(鈴木華子さん(中央左)・英里子さん(中央右)姉妹により花束が贈呈され、記念撮影)

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(深浦王位)

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(羽生棋聖)

(文)

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