第35期女流王位戦五番勝負第1局

2024年4月24日 (水)

対局者インタビュー

記念撮影のあとに、両対局者に個別のインタビューが行われました。

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(福間香奈女流王位)

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福間香奈女流王位コメント抜粋
「樫野俱楽部での対局は初めてだそうですが、伝統ある、将棋に合った環境ですごく落ち着きます。加藤女流四段はいろいろな形を深く研究されていて、なおかつ決断のいい将棋という印象があります。2月の女流名人戦のあと対局が少なくて(注:3月に1局あり、勝ち)時間が空いていて、これから徐々に増えていく時期だと思います。しっかり調整していきたいです。
女流王位戦は持ち時間が長い棋戦ですし、明日は先後がわからないので、一手一手しっかり考えて自分の力を出しきれるように精いっぱいがんばりたいと思っています。そういうところを見ていただけるとうれしく思います」

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(加藤桃子女流四段)

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加藤桃子女流四段コメント抜粋
「女流王位戦では4年前に挑戦者になりましたが、コロナ禍で徳島に来られなかったのが残念でした。(注:2020年の第31期五番勝負は新型コロナウイルスの感染拡大の影響で全対局を東西の将棋会館で行った)
数年前に西山朋佳さん(女流三冠)から『これ、おいしいんですよ』って徳島ラーメンをいただいたことがあって、徳島と言えば徳島ラーメン、という印象です。もともと、女流王位戦の挑戦者になれたら徳島に行きたいと思っていました。いつも第4局だから3-0だと行けないですよね。でも今年は第1局だからとてもうれしいです。記念すべき創刊80周年ということで、ありがとうございます。
徳島の皆さんとははじめましてですが、徳島対局と五番勝負を一生懸命戦いたいと思いますので、応援していただけたら幸いです」

本日の更新は終了いたします。明日の対局をお楽しみに。

(翔)

記念撮影

検分のあと、樫野俱楽部の庭園で記念撮影が行われました。

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このあと、宿泊先で関係者のみが参加する食事会が開催されます。(食事会の取材はありません)

(翔)

検分

16時頃から対局室の検分が行われました。樫野俱楽部樫野邸の2階の1室が使われます。

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(清水市代・日本将棋連盟常務理事、立会人の武市三郎七段、日本女子プロ将棋協会の島井咲緒里・業務執行理事、記録係の長谷川優貴女流二段が盤側に座っている)

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(福間香奈女流王位)

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(加藤桃子女流四段)

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(初めて囲碁将棋の対局で使われる場所。照明の確認を念入りに行う)

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(加藤女流四段が慎重に盤上を確かめる)

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(本局は徳島新聞創刊80周年記念事業として行われる)

(翔)

第35期女流王位戦五番勝負は4月25日(木)に開幕

福間香奈女流王位に加藤桃子女流四段が挑戦する第35期女流王位戦五番勝負が開幕します。福間女流王位に6連覇(通算10期目)が懸かるシリーズです。加藤女流四段は第31期以来の五番勝負登場で、初の女流王位獲得を目指します。

第1局は2024年4月25日(木)に徳島県松茂町「樫野倶楽部樫野邸」で行われます。主催は徳島新聞社。立会人は武市三郎七段、記録係は長谷川優貴女流二段が務めます。また観戦記は石蔵朗大さんが担当します。
先後は振り駒で決まります。対局開始は9時、持ち時間は各4時間で、昼食休憩は12時~13時。

本局の模様は棋譜・コメントを虹、ブログを翔が担当してお届けいたします。現地での前夜祭・大盤解説会の開催はありません。本サイトで対局の模様をご覧ください。

【第1局棋譜再生ページ】
http://live.shogi.or.jp/joryu-oui/kifu/35/joryu-oui202404250101.html

【徳島新聞デジタル】
https://www.topics.or.jp/

(翔)

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