女流王位戦中継Blog

15時になり、おやつが出されました。ふたりともフルーツ盛り合わせをリクエストし、飲み物が異なります。

（福間香奈女流王位は飲み物にアップルジュースとグァバジュースを選んだ）

（加藤桃子女流四段は飲み物にゆずジュースをリクエストした）

（翔）

（午後の樫野倶楽部、正面玄関）

（樫野邸の前の車寄せ）

（午後もよく晴れている）

（庭園を散策する島井咲緒里女流二段）

（心地よい風が吹いている）

（翔）

（中央の武市三郎七段ら、関係者が樫野邸すぐ近くの川を見下ろす）

（亀が甲羅干しをしていた。第一発見者によれば、もっと多くの亀がいたらしい）

（よく見ると亀がたくさんいる）

（優雅に泳ぐ亀）

（亀の捜索は続く）

（10分ほどしてもう一度覗いてみたところ、鉄管の端から端までびっしりと亀がいたが、草を踏みしめた音に反応したのか、ほとんどの亀が川に飛び込んでしまった）

（翔）

上図は▲４六歩と突いて△４五桂を防いだ局面。ここまでは歩だけが駒台に乗る押し合いが続いていましたが、ここで加藤女流四段が△６五銀とガツンとぶつけました。以下▲同銀△同桂に福間女流王位が▲７七桂とぶつけ、本格的な戦いが始まりました。

上図では△６七銀成や△４七桂が見えますが、福間女流王位は▲３五歩と玉頭に手を伸ばしました。△４七桂よりも▲３四歩のほうが厳しいと見ています。立会人の武市七段は「勝負どころです」と話しています。

（昼食休憩明けの福間香奈女流王位）

（翔）

対局室がある樫野邸２階の調度品を紹介します。

（シャンデリア）

（棚の上に備え付けられた時計。針は動いていないようだ）

（階段の踊り場に生けられた花）

（洋室の色鮮やかな窓）

（和室のふすまの引手は葉の形をしていた）

（翔）

13時に対局が再開しました。

（再開直前の対局室）

（福間香奈女流王位）

（加藤桃子女流四段）

（再開しても手番の福間女流王位はすぐに指さなかった）

（対局室として使われている和室に備え付けられていた姿見）

（翔）

両対局者の昼食は、本局特製のメニューです。

【両者共通のメニュー】

～遊山箱～
　冷製魚料理
　　八幡平サーモンと木頭柚子の味噌和え
　　タラバ蟹と佐那河内村のスダチジュレと共に
　　地蛤のシトラスサラダ
　冷製肉料理
　　徳大熟成ハムとドライフルーツのピンチョス
　　阿波牛の味噌幽庵焼き
　　鴨のローストと鳴門金時のレモン煮
　手毬寿司
　　桜鯛、平目、鮑、鰻、青利烏賊

（手毬寿司）

（「遊山箱」は徳島県の工芸品で、子供向けの三段重ねの弁当箱。樫野邸では以前、披露宴で使用していたことがあったという）

～御椀～
　由岐漁港直送の甘鯛と半田そうめん
　鳴門わかめ　阿南筍　木の芽

（半田そうめんは、徳島県美馬郡つるぎ町＝旧半田町＝の特産品。「舌の上で麺が跳ねる」と言われるほどの腰の強さを持つ）

（福間香奈女流王位の昼食。メインディッシュは「阿波牛イチボ肉のステーキ　和三盆ソース　旬の阿波野菜のグリルを添えて」、飲み物をアップルジュースを選んだ）

（加藤桃子女流四段の昼食。メインディッシュは「阿波尾鶏のソテー　山椒風味焼き　アスパラガスとタラの芽のフリット添え」、飲み物は温かい緑茶）

（翔）

52手目△５四歩の局面で正午になり、昼食休憩に入りました。ここまでの消費時間は▲福間１時間34分、△加藤１時間６分（持ち時間各４時間）。

対局は13時に再開します。

（翔）

本局の観戦記は北海道新聞、東京新聞、中日新聞、神戸新聞、徳島新聞、西日本新聞に掲載されます（日程未定）。執筆は石蔵朗大さんです。

（今朝の徳島新聞）

（翔）

（重厚感ある樫野邸の玄関）

（鉄製の門扉には樫の実と葉のデザインが入っている）

（樫野倶楽部の庭）

（茅葺屋根の建物は和の結婚式場。滋賀県長浜市にあった民家を移築した）

（分厚い藁が建物を守る）

（今日の徳島は気持ちのいい晴れ）

（翔）