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2021年4月

2021年4月27日 (火)

昼食休憩中の対局室

Hiru07 (昼食休憩時の盤面)

Hiru09 (昼食休憩時の対局室)

Hiru11 (使用駒は秀峰師作の……)

Hiru12 (水無瀬書)

Hiru13 (里見女流王位は座布団の前に扇子を置いていた)

Hiru14 (山根女流二段は扇子と懐中時計を盤の前に置く)

Hiru15 (マイボトルを持参していた)

対局者の昼食

昼食は両者共通の特製弁当です。里見女流王位は午後のおやつを繰り上げ、イチゴのショートケーキを昼食時に頼みました。

Hiru01(両者共通の特製弁当)

Hiru03

Hiru05 (里見女流王位の頼んだショートケーキ)

(飛龍)

昼食休憩

20210427_53

12時、昼食休憩に入りました。この局面で里見女流王位が使った時間は9分。消費時間は▲山根1時間30分、△里見1時間5分。昼食は共通で特製弁当。里見女流王位は午後のおやつを繰り上げ、イチゴのショートケーキを昼食時に頼みました。対局は13時から再開されます。

(飛龍)

初タイトル戦

これまで初めてタイトル戦を迎えた女流棋士直近10人の初タイトル戦の成績をまとめました(図はクリックで拡大します)。

Fig1

タイトル獲得は3人、半数がストレート敗退と厳しい結果ですが、山根女流二段はどのような結果を残すでしょうか。

ちなみに、里見女流王位の初タイトル戦は2008年11月に決着した第16期大山名人杯倉敷藤花戦(当時の清水倉敷藤花に挑戦)で、2勝0敗で奪取。その後、2013年6月に決着した第24期女流王位戦(当時の甲斐智美女流四段が挑戦)で敗れるまで、タイトル獲得(奪取または防衛)を14シリーズにわたって続けました。

(飛龍)

里見女流王位、得意の形に

20210427_37上図から△5四歩▲9五歩△5五歩▲6五歩△4五銀の進行です。△5四歩は18分、▲6五歩は17分の考慮でした。里見女流王位は相振り飛車で後手なら3四飛・4五銀の形に組む展開を得意としています。対して山根女流二段は30分近い考慮に沈み、▲7五歩と伸ばしました。

20210427_43Satomi06 (里見女流王位は得意の形に組んで開幕戦を戦う)

(飛龍)

午前の控室

Hikae01 (立会人の稲葉八段)

Hikae02 (継ぎ盤の相手は中倉女流二段だった)

Hikae03 (井上九段は稲葉八段の師匠でもある)

(飛龍)

午前のおやつ

10時、午前のおやつが出されました。里見女流王位がシュークリームとアイスストレートティー、山根女流二段がカットフルーツとアップルジュース。対局室には飲み物だけ運ばれ、あとはそれぞれの控室に用意されます。

Oyatsu01 (里見女流王位のシュークリーム)

Oyatsu03 (同じくアイスストレートティー)

Oyatsu04(山根女流二段のカットフルーツ)

Oyatsu06 (同じくアップルジュース)

(飛龍)

対局開始まで(2)

本局は開幕戦につき、振り駒が行われました。第3局も本局と同じ先後になり、第2、4局は本局と先後が入れ替わります(第5局が行われる場合は改めて振り駒となります)。

Asa08 (記録係の芦田研修会員による振り駒)

Asa09 (と金が4枚)

Asa10 (先後が決まり、両者は静かに対局開始を待つ)

(飛龍)

対局開始まで(1)

Asa05(対局者入室前に盤側でスタンバイ。右端は日本将棋連盟常務理事の井上慶太九段)

Asa06 (立会人の稲葉八段は空調の設定を確認していた)

Yamane06 (先に入室したのは挑戦者の山根女流二段)

Satomi04 (里見女流王位もその1分後に続いた)

Asa07 (両者着座。左から2人目は日本女子プロ将棋協会(LPSA)代表理事の中倉宏美女流二段)

Satomi05 (里見女流王位が盤上に駒を散らし、対局準備が進められる)

(飛龍)

開幕戦は相振り飛車に

20210427_33図は9時20分頃の局面。山根女流二段の向かい飛車、里見女流王位の三間飛車の相振り飛車に進みました。先手は8五飛型が工夫で、相手の銀を五段目に出させない意味があります。

Yamane04

(山根女流二段は高い位置に飛車を構えた)

(飛龍)

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