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2021年3月 2日 (火)

終局直後

Dsc_78311 (終局直後の対局室)

Dsc_78391 (主催者のインタビューに応じる)

Dsc_78531 (初のタイトル挑戦を決めた山根女流二段)

◆山根女流二段の談話

――本局を振り返ってください。

山根 中盤は自信がなかったです。金(7三金)が変な位置にいてこちらの玉が堅くなく、攻められる展開になってしまいましたので。

――手応えを感じたのはどの辺りでしょうか。

山根 最後まで分かりませんでしたが、金を取るところ(178手目△2五銀)で勝ちを意識しました。

――今期は予選からの出場です。本局までで印象に残る場面がありましたら、教えてください。

山根 そうですね……。王位リーグの最終局、甲斐さん(甲斐智美女流五段)との対局が二転三転の激しい内容で……。そこで連勝が止まったこともあって印象に残っていますが、それからうまく気持ちを切り替えられたかなと思います。

――これで挑戦権獲得となりました。相手は里見香奈女流王位で、五番勝負の長丁場です。

山根 挑戦権を獲得できたことは、とてもうれしく思います。4時間の持ち時間の将棋は指したことがないので、とても楽しみです。里見さんとの五番勝負も準備をして臨みたいと思います。

Dsc_78571 (敗れた伊藤女流三段)

◆伊藤女流三段の談話

――本局を振り返って、いかがですか。

伊藤 優勢だと思って指していたのですが、自玉への手の入れ方がおかしかったですね。悪手を一杯、指したと思います。

――どこかに誤算がありましたか。

伊藤 (153手目からの)▲1六玉△3六銀成のところで思わしい受けがなかったのが誤算でした。本譜△3五成銀(156手目)まで進むと、駒を取られすぎなので。それまでに何かあったとは思うのですが。

(睡蓮)

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