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2019年4月25日 (木)

終局後インタビュー

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(復位に向け好スタートを切った里見香奈女流四冠)

【里見香奈女流四冠インタビュー】

--▲9五角(33手目)から小競り合いになりました。序盤の駒組みはいかがでしたか。
「ちょっと難しいかと思っていました。仕掛けられそうな形だったので、気をつかいながら指していました」

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--▲4五歩(63手目)の仕掛けはいかがでしたか。
「もうちょっとゆっくりしたかったのですが、自信を持てなかったので仕掛けました。強引だったかもしれませんね」

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--そのあと、攻め合いになりましたが。
「自信はなかったです。角銀交換になったあたりは(77手目▲4四角)ちょっと盛り返したかなと思いました」

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--終盤はいかがでしたか。
「具体的にはっきり寄せる順はわかりませんでした。もっといい寄せ方があったかもしれませんが、難しかったです。▲4二歩成(123手目)のあたりで勝ちになったと思いました」

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(初戦を落とした渡部愛女流王位)

【渡部愛女流王位インタビュー】

--相手から動かれる将棋になりました。
「後手番ならこれくらいなのかなと思っていました。穴熊に組み替えたあたりなどはいろいろ選択肢があったので、後で精査しないとわかりません」

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--▲4五歩(63手目)から本格的な戦いになりましたが、どう見ていましたか。
「余せると見てこの順を選んだのですが、受け方を間違えたのか、攻めるタイミングを間違えたのかわかりません」

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--控え室では△7五角打(88手目)のあと、▲2一銀成△同玉▲5五桂に△3七角成の筋があると言われていました。
「そう指すつもりで進めていたのですが、負けと思う変化があって見送りました。△3七角成が利かないのが誤算でした」

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(鹿野女流二段、若松八段が盤側で見守っている)

(翔)

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