女流王位戦中継Blog

図は▲４二成桂に△３三金と上がったところ。この一手が粘り強く、「やっぱり大変」と言われています。

上図で▲３二銀は▲４一と～▲３一との狙いですが、後手も△８九飛成のあと△４六桂と打てます。
前述した▲５九歩や▲４九歩の底歩は横からの攻めに強い形ですが、△４六桂のように上からの攻めを絡められるとさほど堅くないようです。

控室では上図で▲５三銀と打ち、△３七角成▲同金に△５五角と攻防に打つ手を検討しています。

（控室で検討する藤原直哉七段）

（翔）

（図面の「圭」は成桂の意味）

現局面は、振り飛車がペースを握ったと言われています。
後手は大駒２枚の働きがよくありません。△５三同角▲同と△８九飛成と進めても、▲５九歩や▲４九歩で先手玉は堅くなります。

控室では、△７六歩（74手目）で角を切らせたのがどうだったかと言われています。

（翔）

お互いに玉を固めました。穴熊まで組めた後手の作戦勝ちとも言われています。里見女流四冠は飛車を４筋に回り、穴熊玉に攻撃を仕掛けました。

上図の△７六歩では△６六歩が予想されていました。本譜は角道が通っているので、▲４四角△同金と角を切って▲５二歩成。先手が攻勢に出ています。

藤原七段は「急に激しい展開になりました」と驚いた様子です。

（翔）

（一面に芝桜が広がる）

（芝桜は５月６日まで楽しめる）

（帰りには旧・夢前町域の観光マップがあった）

（翔）

（山を越え……）

（谷を越え…………）

（あと100メートル）

（着いた！）

（翔）

（入口にも芝桜がある）

（金目鯛のオブジェ）

（「でか！」と驚く鹿野女流二段）

（翔）

今回は、「夢乃井」から車で10分ほどのところにある「芝桜の小道」を鹿野圭生女流二段とともに歩きました。

（出発！）

（芝桜の小道は、地元特産の蒲鉾工場に併設している。直売所や工場見学ツアーもあって、観光バスも含めて多くの車が停まっていた）

（蒲鉾工場らしい、カニの爪のオブジェ）

（芝桜の小道は入口から徒歩10分）

（翔）

午前に引き続き、15時にもおやつが出されます。

（渡部愛女流王位のおやつはホットカフェラテとプリン）

（里見香奈女流四冠はアイスカフェラテ）

（記録係の北村桂香女流初段にもカフェチョコとチーズケーキが出された）

（虹）

本局の使用駒は秀峰作、水無瀬書です。

（写真は対局再開のもの）

（対局再開後、45手目▲２六歩の盤面）

（翔）

再開後、図まで進みました。

これは△８六歩▲同歩△６五歩▲同銀△４五歩の開戦を見ています。里見女流四冠は時間を使って考えています。

（渡部愛女流王位）

（里見香奈女流四冠）

（翔）