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2019年3月

2019年3月15日 (金)

対局再開

Img_2337 里見女流四冠は早めに対局室に戻って考えていた。

Img_2341 清水女流六段は再開の少し前に戻って来た。

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Img_2345 再開が告げられると里見女流四冠はすぐに着手。休憩前に控室で佐藤康光九段が推奨していた△1三香だった。

Img_2355 それを見た清水女流六段が腕組みをして考え始めた。

(八雲)

昼食休憩中の対局室

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Img_2331 昼食休憩に入る少し前に、佐藤康光九段が控室に来訪した。「第一感は△5四歩。それで悪くはなさそうだけど、今一つはっきりしない」として、さらに検討を続け「△1三香が有力に見えますね。推奨手は△1三香にします」と新たな手を挙げてくれた。

(八雲)

昼食休憩

3912時、図の局面で里見女流四冠が12分使って昼食休憩に入りました。消費時間は▲清水38分、△里見1時間2分。昼食の注文は里見女流四冠が「肉豆腐定食(ご飯抜き)」(みろく庵)、清水女流六段は注文ありません。対局は12時40分に再開します。

66317肉豆腐定食(参考写真)。

(八雲)

清水女流六段が仕掛ける

3511時36分頃、清水女流六段が▲4五歩と仕掛けました。代えて▲5七銀~▲6八金上と駒組みを続ける順もありましたが、より積極的な姿勢を見せたと言えるでしょう。

(八雲)

5筋位取り

29図は11時過ぎの局面。清水女流六段は5筋位取りの作戦を採用しています。対する里見女流四冠は高美濃に組んでじっくり迎え撃つ方針を見せました。

Img_2280 清水女流六段は5筋位取りに勝負を懸けた。

Img_2271 里見女流四冠はじっくり迎え撃つ方針のようだ。

(八雲)

対局開始 後手向かい飛車に

Img_2269 里見女流四冠の振り歩先で行われた振り駒は「と金」が4枚。先手番は清水女流六段に。

Img_2281 定刻の10時、一礼がかわされて対局が開始された。

Img_2282 清水女流六段の初手は▲2六歩。

Img_2287 里見女流四冠は△3四歩と応じた。

8戦型は後手の向かい飛車に進んでいます。

(八雲)

朝の様子

Img_2242 里見は9時45分頃、清水は54分に入室した。

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Img_2249 里見香奈女流四冠。

Img_2261 清水市代女流六段。

(八雲)

2019年3月14日 (木)

挑戦者決定戦は15日10時開始

第30期女流王位戦は、里見香奈女流四冠と清水市代女流六段による挑戦者決定戦を迎えました。節目となる30期目の五番勝負で渡部愛女流王位に挑戦するのは果たしてどちらでしょうか。

紅組リーグを5戦全勝で制した里見女流四冠は、一週間前にマイナビ女子オープンの挑戦権を得ており、今日勝てば、前人未到の女流六冠が視野に入ります。
一方の清水女流六段は、白組リーグを4勝1敗で制しました。女流史上最多のタイトル43期を誇るレジェンドが、過去に14期(歴代1位)獲得している女流王位への返り咲きを目指します。
対局は東京・将棋会館にて10時開始。持ち時間は各3時間、先後は振り駒で決定します。

中継は棋譜・コメントを文、本ブログを八雲が担当いたします。どうぞよろしくお願いいたします。

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