続いて対局関係者が登壇しました。
（左から、和田あき女流初段、長谷川優貴女流二段、中田功七段、里見女流王位）
（左から、渡部女流二段、井上慶太・日本将棋連盟常務理事、島井咲緒里・日本女子プロ将棋協会=LPSA=理事）
（井上慶太・日本将棋連盟常務理事）
「旧伊藤伝右衛門邸は素晴らしい対局場。『ふたりっ子』ではマナカナが話題になった。今回の対局者もカナとマナ。盛り上げてもらえれば」
（島井咲緒里・日本女子プロ将棋協会=LPSA=理事）
「将棋にひたむきな２人が五番勝負を戦う。女流棋界には２つの団体があるが、刺激し合い、切磋琢磨している。一緒に盛り上げていきたい」
（藤浦誠一・飯塚市議会議長）
「明日の対局が素晴らしいものになりますように」
（乾杯！）
（武蔵）
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（西大輔・飯塚市教育長）
「女流王位戦を12年連続で開催できることをうれしく思う。国内のみならず海外にも飯塚市を知ってもらうよい機会」
（柴田建哉・西日本新聞社代表取締役社長）
「新聞の大切なコンテンツに囲碁、将棋、小説がある。今回の女流王位戦で将棋と飯塚市の魅力が多くの人に伝われば」
（滝上秀人・日本将棋連盟福岡県支部連合会飯塚支部長）
「支部に新しく少年少女が来るようになった。第１局、第２局の棋譜をぜひ並べてほしい」
（岩﨑和人・QTnet株式会社代表取締役社長）
「QTnetこども将棋名人戦の参加人数がどんどん増えている。藤井聡太七段の影響は大きい」
（書き起こしまとめ＝文記者 撮影＝武蔵）
（武蔵）
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揮毫が終わったあと、すぐに検分に移りました。
（丁寧に駒を取り出す里見女流王位）
（駒の感触を確かめるような仕草を見せる渡部女流二段）
（検分は滞りなく終了した）
（本局の使用駒）
（竹風師作菱湖書。本局の盤駒は地元の愛棋家である江藤寿展さんによるもの）
（武蔵）
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記念撮影が終わったあと、対局場となる旧伊藤伝右衛門邸を見学しました。予定ではそのあと、検分をしてから両者の揮毫でしたが、順番を入れ替えて揮毫を先に行いました。
（説明を受ける両対局者）
（最初に揮毫を行ったのは里見女流王位）
（渡部女流二段が続く）
（武蔵）
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16時頃、両対局者が対局場となる「旧伊藤伝右衛門邸」を訪れました。
（到着すると、飯塚市幸袋地区のオリジナルキャラクター幸ふくろうがお出迎え）
（すぐに両対局者の記念撮影が行われた）
（里見香奈女流王位）
（挑戦者の渡部愛女流二段）
（武蔵）
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現地の前夜祭情報です。
・日時
５月29日（火）18時～19時30分
・場所
のがみプレジデントホテル（福岡県飯塚市新立岩12-37／TEL：0948-22-3840）
・会費
5,000円
・前夜祭のお問い合わせ
西日本新聞イベントサービス（TEL：092-711-5491）
（武蔵）
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里見香奈女流王位に渡部愛女流二段が挑戦する第29期女流王位戦五番勝負は、両者譲らず１勝１敗で第３局を迎えました。どちらが成績を一歩リードするのか。注目の第３局は福岡県飯塚市「旧伊藤伝右衛門邸」 にて行われます。対局は明日５月30日（水）９時開始。先手は里見女流王位。持ち時間は各４時間です。
立会人・大盤解説は中田功七段、聞き手は和田あき女流初段、観戦記は内田晶さん。記録係は長谷川優貴女流二段が務めます。
インターネット中継は棋譜・コメント入力を文記者が、ブログを武蔵が担当します。どうぞ、よろしくお願いいたします。
【関連リンク】
・西日本新聞・将棋特集ページ（主催）
http://www.nishinippon.co.jp/nlp/shogi/
・旧伊藤伝右衛門邸（対局場）
http://www.kankou-iizuka.jp/denemon/
・のがみプレジデントホテル（前夜祭・大盤解説会）
http://www.nogami-p-hotel.jp/
（武蔵）
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（感想戦は短時間で終了。対局室を出る渡部愛女流二段）
（里見香奈女流王位は室内のソファに腰かけ、事務書類に記入をしていた）
（19時過ぎ、控室から見える風景。日が落ち始めている）
本日の更新は以上になります。第２局をご観戦いただき、ありがとうございました。
第３局は５月30日（水）、福岡県飯塚市「旧伊藤伝右衛門邸」にて行われます。
（翔）
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（終局後、インタビューが行われた）
（鋭い寄せを見せた里見香奈女流王位）
【里見香奈女流王位インタビュー】
－－仕掛けられたあたりの形勢はいかがでしたか。
難しいとは思っていました。
－－竜を作られたところ（71手目▲２三飛成）はどう見ていましたか。
うまくいなせるかと思っていましたが、難しかったです。
－－中央の戦いに持ち込んだあたり（78手目△５六歩）はいかがでしょうか。
もうちょっとゆっくりしたかったですけど、わからなくて強引な動きだったのであまり自信はなかったです。
－－終盤戦はどうでしょう。
自信があるわけではなかったですけど、難しいと思っていました。△７九銀と掛けたところ（98手目）は勝ちになったと思いました。
（インタビューに応じる渡部愛女流二段）
【渡部愛女流二段インタビュー】
－－仕掛けたあと、２筋・３筋の折衝はどう見ていましたか。
銀がポイントになるとは思ったのですが、竜を作ったあたり（71手目▲２三飛成）は大変だと思っていました。そのあと、中央の応酬で間違えてしまったかなと。
－－▲７七桂打（83手目）の局面は。
大変だと思っていました。これから反省してみて、もっとがんばる手を見つけてみようと思います。
（翔）
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