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2017年5月11日 (木)

夕食会

18時から関係者による夕食会が開かれました。

Img_4004_2開会の挨拶は宮口宏夫・北海道新聞社取締役編集局長。
「おばんでございます。皆さま、ようこそ北海道は小樽の地においでくださいました。本日はあいにくの雨模様、気温も下がっておりますが、5月の連休中は気温も上がり、梅も桜も順調に咲いて、いまは新緑が山に萌える時期を迎えています。私は道産子でございますが、紅葉よりも新緑のほうが北海道らしいと思っておりまして、この時期に皆さまをお迎えできることを大変うれしく思っております。
明日はいよいよ女流王位戦の第2局が行われます。木村八段と久津女流二段には、大盤解説会もお願いしております。北海道の将棋ファンも心待ちにしていますので、長丁場になりますが、どうぞよろしくお願いします。本日の夕食会は「北海道のおいしい食材を楽しんでいただく」という趣向で席を設けさせていただきました。どうぞ楽しんでいただいて、明日に向けて英気を養っていただければと思います」

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Img_4012乾杯の挨拶は中村修・日本将棋連盟棋士会会長。
「このような素晴らしい夕食会を設けていただきまして、まことにありがとうございます。里見さんも伊藤さんも本日はリラックスしていただいて、明日の将棋を頑張っていただければと思います。
最近は女流の将棋のレベルが上がってきていると感じます。控室の検討がなかなか当たられない、対局者のほうがよく読んでいる、ということも多くなりました。フィギュアスケートやサッカーの世界はすでにそうなっていますが、そろそろ将棋連盟の解説会も、女流の将棋は女流棋士が解説したほうがよいのではないか、と私などは思います。
明日は一日お世話になります。よろしくお願いいたします」

北海道の味を満喫できる豪華な料理が供されました。

Img_3995_2前菜(手前)、金時草スムージ(右奥)、シェフ特製オードブル(左奥)。

Img_4017お造りは、シャコ、ホッキなど小樽の味がふんだんに。

Img_4020あわびの炮烙XO醤の香り。

Img_4026鯛の蒸し物黒酢ソース。

Img_4029鴨肉と鴨のフォアグラ、ロッシーニ風。

Img_4032締めのご飯は握り寿司。

Img_4036デザートもふんだんに。

Img_4044小樽の地ビールも。

Img_4051中締めは中倉宏美・LPSA代表理事。
「このような素敵なホテルで豪華な夕食会を開いていただき、まことにありがとうございます。三社連合さま、日本将棋連盟さまと共に、日本女子プロ将棋協会も女流王位戦の主催として名を連ねさせていただいております。私どもの協会はまだ力不足ではありますが、女流王位戦を盛り上げるために努力いたします。
当協会は今年で10周年を迎えます。女子アマ王位戦(LPSA主催)も今年で第10回になります。昨年は三社連合さまと東京新聞さまにご後援いただいて、全国大会を開催いたしました。大変お世話になりました。優勝者は中学生の女の子でした。女子アマ界は小学生や中学生の強い子がたくさんいて、女流棋士になりたい、女流王位を目指したい、という子が増えています。里見さんと伊藤さんの対局は最高峰の戦いですから、彼女たちも明日の対局に注目していることと思います。私も対局を楽しみにしております。本日は英気を養っていただいて、明日は素晴らしい将棋を指していただければと思います。本日はありがとうございました」

以上で本日の更新を終わります。
対局は明日9時開始です。どうぞお楽しみに。

(書き起こし=牛蒡)
(記事・写真=八雲)

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