女流王位戦中継Blog

12時、図の局面で伊藤女流二段が14分考えて昼食休憩に入りました。消費時間は▲里見１時間２分、△伊藤１時間34分（持ち時間各４時間）。昼食の注文は両対局者ともに「特製二段弁当」。対局は13時に再開します。

（昼食休憩時の対局室）

（昼食休憩時の棋譜用紙）

（特製二段弁当）

（虹）

戦端を開く▲７四歩がモニターに映し出されると、控室では「始まりましたね」の声。

（声の主は奥の席で盤面モニターを見ながら関係者に見解を示し、弟子である井上九段はやはり記者のパソコンに釘づけで、いまは形勢を探っている）

（鹿野女流二段は本局用に盤面を再現。まだ「継ぎ盤」らしく囲まれてはいない）

（虹）

（キャッスルガーデン）

JR姫路駅の北側に位置するサンクンガーデン（オープン地下道と庭を組み合わせたもの）。姫路城への玄関口として「城を望み、時を感じ、人が交流するおもてなし広場」というデザインコンセプトで整備されました。

（イーグレひめじ）

女流王位戦五番勝負の姫路対局では、第22期まで対局場として使用されました。

（大手前公園。イーグレひめじの向かいに位置。人が近づいても鳩が逃げない）

（大手前公園から一望。姫路城まであと少し）

（虹）

10時40分頃、里見女流王位が10分ほど手を止めて考えています。井上九段はいくつかの進行例の中で、▲７七桂△５二金▲６五歩△同歩▲７四歩△同銀▲６五銀（変化図）という手順を示しました。

（盤面モニター正面に陣取り、記者に解説中）

「現局面は私が居飛車党ということもありますが、端の位が大きそうで後手を持ってみたいですね」（井上九段）

（虹）

（大手前通り。JR姫路駅から姫路城が望める）

JR姫路駅北口から姫路城前交差点に至るメインストリートです。全線が無電柱化されるなど、姫路城の景観を損なわないように特に配慮されている点が大きな特徴で、日本の道100選に選ばれています。

（道にはたくさん設置されていたのぼり旗）

【姫路お城まつり】
http://www.city.himeji.lg.jp/contents/oshirofes/

（虹）

10時、両対局者におやつが運ばれました。注文は里見香女流王位が「ホットカフェオレ」、伊藤女流二段が「フルーツの盛り合わせ」と「アイスティー（氷なし）」。

（里見女流王位の注文）

（伊藤女流二段の注文）

（記録係や観戦記者にもフルーツの盛り合わせが振る舞われた）

（虹）

（８時40分頃、対局者とともに移動してきた高浜女流２級が記録係の準備に取り掛かる）

（対局者の入室を、関係者が静かに待つ）

（先に入室したのは里見女流王位。８時50分だった）

（１分ほどの間をおいて伊藤二段が下座に着く）

（前記事のように振り駒が行われ、対局開始と同時に里見女流王位は初手▲７六歩を着手）

（虹）

本局は、序盤から両者が手を休めることなく進んでいます。戦型は里見女流王位の三間飛車、伊藤二段の居飛車銀冠に決まりました。

（若松七段は「予想外に早い展開だね」と、盤面モニターを見ながらひと言）

（理事の顔から、棋士の顔へ。井上九段は記者のパソコンに張りつき、前例の有無について示している）

（こちらは対局開始前の控室。鹿野女流二段が別対局の棋譜を並べて勉強中だった）

（虹）

（里見女流王位）

（伊藤女流二段）

（振り駒の結果、里見女流王位の先手番と決まった）

（虹）

おはようございます、本日のスケジュールは下記のとおりです。

09:00　対局開始
10:00　午前のおやつ
12:00　昼食休憩
13:00　対局再開
15:00　午後のおやつ
16:00　現地大盤解説会開始

【関連ブログ記事】
現地大盤解説会　Twitter解説

【第１局棋譜ページ】
http://live.shogi.or.jp/joryu-oui/kifu/28/joryu-oui201704260101.html

【対局者カメラ画像】
http://live.shogi.or.jp/joryu-oui/camera/

【神戸新聞NEXT | 将棋・女流王位戦　里見に伊藤が挑戦　２６日姫路】
https://www.kobe-np.co.jp/news/bunka/201704/0010129218.shtml

（虹）