女流王位戦中継Blog

第２局もお楽しみに！

（翔）

（翔）

（翔）

勝った里見香奈女流三冠
「▲８五同桂（37手目）はあまり予想していなくてびっくりしました。最初は良くなりそうと思ったのですが、難しかったです。△５六歩（72手目）と垂らせて優勢を意識しました」

敗れた甲斐智美女流王位
「▲８五同桂（37手目）はちょっと無理かなとも思ったんですが、わからなかったのでやってみようと思いました。（46手目△８五角で）馬を消されて駒損が響く展開になり、少しずつ苦しいかなと思いました」

（インタビューが行われた）

（翔）

第23期女流王位戦第１局は、４月26日18時13分、88手で里見女流三冠が勝ちました。消費時間は▲甲斐３時間56分、△里見３時間33分（持ち時間各４時間）。
第２局は５月８日（火）に札幌市「シェラトンホテル札幌」にて行われます。

（翔）

図では▲６二飛成が見えていますが、里見女流三冠は５六歩をつまみ上げ、△５七歩成と強く成りました。
▲６二飛成に決め手を用意しているのでしょうか。控え室は慌ただしくなってきました。

（里見香奈女流三冠）

（翔）

62手目△６五銀に甲斐女流王位は▲５九金と寄って、自陣の隙を消しました。以下△６六銀▲同歩△６七角▲５七飛△７六角成。次に△６六馬があって、受けにくい状況です。
若松七段は「後手が優勢でしょうね。△６五銀が厳しかったです」。

（対局再開時の里見女流三冠）

（翔）

図は△６五銀と里見女流三冠が銀をぶつけたところです。▲同銀とタダで取れるように見えますが、△８七角の金銀両取りがあります。
放置しておくのは△６六銀▲同歩に△７六角や△７七角があります。
若松七段は「△３五桂が利いていますね」。
甲斐女流王位はどのようにしのぐでしょうか。

（夢前川沿いにて）

（翔）

本局の大盤解説会は、昨年まで女流王位戦が行われていました姫路市「イーグレひめじ」にて行われます。

　第２３期女流王位戦五番勝負の第１局に合わせ、大盤解説会（主催・神戸新聞社、共催・姫路市、後援・日本将棋連盟）を４月２６日１６時から、姫路市本町のイーグレひめじ・あいめっせホールで開きます。 　解説は加古川出身の神吉宏充七段、神戸出身の藤原直哉六段。 　将棋界の楽しい話題を織り交ぜながら解説するほか、プレゼントがある「次の一手クイズ」なども行います。入場無料。 　神戸新聞社地域活動局（ＴＥＬ　０７８・３６２・７０８６）

姫路駅周辺にお住まいの方は、ぜひお出かけください。
夢乃井では大盤解説会は開催されませんので、ご注意ください。

（翔）

（姫路市夢前町はもやがかかっていて、少しひんやりしている。右奥にあるのは夢前高校。時折チャイムが聞こえる）

（翔）