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2012年4月

2012年4月26日 (木)

15時のおやつ

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(15時のおやつは3段タワー!)

220
(上段はラスク)

221
(中段はフルーツ)

225
(下段はさくら餅)

228
(紅茶も出された)

(翔)

やはり、里見が打開

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図から▲8五同馬△同飛▲9六角△8四飛▲6三角成△8五角……の千日手が考えられましたが、本譜は▲8五同馬△同飛▲9六角に△8二飛▲6三角成△5三銀と進みました。

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立会人の若松政和七段は、△5三銀ではなく△5三金▲9六馬△5六角を予想していました。以下▲5八金なら△3八角成▲同玉△8五金(参考図)と馬を取りに行く狙いです。

Sankou1
先手からも▲3五銀△同歩▲3四桂があって、形勢は難しかったようです。

(翔)

千日手?

_46
図は△3五桂▲3六銀に△8五角と打ったところ。以下、▲同馬△同飛▲9六角△8四飛▲6三角成△8五角……と進めば千日手が考えられます。
先手の守りは実質金1枚。局面に自信がないと見れば、千日手を選ぶことも考えられます。
しかし、「後手は桂馬を打ったからには千日手にしないつもりだろう」とも言われています。

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(再開時に考える甲斐女流王位)

(翔)

39年前の戦い

夢乃井では1973年2月に第22期王将戦第3局(▲大山康晴王将-△中原誠名人)も行われています。このシリーズは4連勝。それまで通算17期獲得していた大山王将から中原名人がタイトルを奪取。以降中原王将は6連覇しました。
中原誠・現十六世名人は甲斐智美女流王位の師匠にあたります。

151
※立合人(立会人)・丸田九段の名は正しくは祐三

152
(実際の封じ手。当時は封じ手用紙に1日目の棋譜を書く欄があったようだ)

153
(だいぶ読みづらくなっているが、よく見ると文字が書かれている)

154


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(両対局者の色紙)

329
(大山王将が書いた額。両手を広げても足りないほどのサイズ)

(翔)

記録係

200
記録係は藤田彰一初段。休憩中に局面の感想を聞くと「いま桂馬を跳ねなければならない必要はあるのかなと思いました。△3五桂の隙があるのに桂馬を渡すので……」と話してくれました。

(翔)

中央に手をつける里見

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13時20分すぎ、里見女流三冠が△5五歩と突きました。▲同歩なら△8五飛と桂を取り、▲8六歩△8二飛▲8五歩△5二飛と回ろうという狙いです。

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(再開前、まっすぐに盤を見つめていた里見女流三冠)

(翔)

対局再開(3)

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(甲斐智美女流王位)

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(里見香奈女流三冠)

(翔)

対局再開(2)

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(里見女流三冠が見つめる8五桂)

182
(甲斐女流王位も対局室へ)

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(対局再開直後)

(翔)

対局再開(1)

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(関係者のだれよりも早く、里見女流三冠は対局室に戻っていた)

163


169
(使用されている駒は児玉龍兒さん作の錦旗書)

(翔)

両対局者の昼食

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(写真は両対局者の昼食と同じ、うどんとおにぎりのセット。おいしくいただきました)

(翔)

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