12時になり、昼食休憩に入りました。里見女流王位は次の手に17分考えています。▲5五同歩までの消費時間は、▲伊藤1時間42分、△里見1時間1分(持ち時間各4時間)。対局は13時に再開します。
(翔)
本局の立会人は森信雄七段です。山崎隆之八段、糸谷哲郎八段ら現役棋士12人、室谷由紀女流三段ら現役女流棋士4人を弟子に持ちます。また今春、孫弟子の柵木幹太四段(増田裕司六段門下)が棋士になりました。
森七段がタイトル戦の立会人を務めるのは、第6期リコー杯女流王座戦第1局(2016年)以来とのことです。
(昨日、控室で取材を受ける森信雄七段)
森七段「里見さんが腕力で吹っ飛ばしてしまうのか、伊藤さんが相手の力を出させないように押さえ込むのか。序盤中盤の内容、終盤のしのぎ合いが見どころだと思います。里見さんはタイトル戦にいっぱい出ていますが、やっぱり開幕戦は緊張感がありますし、伊藤さんも久々のタイトル戦で結果を出したいでしょうから、そういう点では指す戦法を考えてくると思います」
(窓の外は雨。山には霧がかかっていた)
(翔)