16時から「イーグレひめじ」内の「あいめっせホール」で始まった現地大盤解説会。身振り手振りで楽しい神吉流解説。客席からも笑い声が聞こえてくる。
(吟)
16時から解説会を行う神吉七段。「最近、地味(服装が)になってね~」と淡いピンクのジャケット・ズボン・ネクタイ・眼鏡のフレームまで統一
左から立会人の若松政和七段、ベテラン記者の高林譲司氏、西川慶二七段。清水が▲9五歩と端を攻めた局面を検討している
「図で△同歩▲同香△9四歩▲同香△同香▲9五歩(参考図)と無理矢理こじあけにいくのが迫力ある攻めですね。戻って、▲9五歩△同歩▲同香に△9三歩と受けるかもしれません」。(村田顕弘四段)
清水が注文した、いちごショートケーキとカフェオレ
甲斐が注文したチョコレートケーキとレモンティー。両対局者とも第1局と同じ飲み物を注文した
国内のみならず、海外からの観光客も多く見られた。皆さんカメラ片手に名城をバックに記念撮影していた
国宝であり、1993年に日本で初めて世界文化遺産に登録された姫路城。白鷺城の別名を持つ
14時頃の局面。△2四同歩に▲1一角成と清水が馬を作った局面。ここまでの消費時間は▲清水1時間41分、△甲斐1時間44分。
「次に▲5五馬と引かれて▲7四桂や▲3七馬が実現すると先手優勢です。と金にヒモをつけながら攻める△3八飛が有力そうです」とチャット解説の村田顕弘四段
姫路城について、深く知ることができる姫路城情報センター。2009年~2014年まで大天守保存修理工事が行われている。1964年に完了した解体復元工事から時が過ぎ、上層部や軒、ひさしに傷みやよごれが激しくなってきたため、本格修理が行われている