おはようございます。第36期女流王位戦第4局、対局当日の朝を迎えました。松茂町の天気は曇り。本日のタイムスケジュールは以下の通りです。
【福間・伊藤 徳島入り 女流王位戦きょう12日第4局】 ※有料会員限定
https://www.topics.or.jp/articles/-/1254500
(夏芽)
記念撮影のあとは、それぞれの控室で徳島新聞社のインタビューがありました。
「徳島対局だけ大阪からバスで来るのですが、橋を渡って来るときの景色がすごく綺麗で、人も温かくて食べ物も美味しいので、対局以外の楽しみがたくさんある魅力ある県だなと思ってます。第1局は途中から崩れてしまった将棋でしたが、第2局、第3局は割と力を出しきれたかなと思っています。今は子どもと触れ合うことが一番の息抜きで、無駄な時間が少なくなったと感じています。伊藤さんは薄い玉形でも堅い玉形でもうまく指しこなすので、どういう戦型になるか分かりませんが、研究から外れたあとも一手一手を大事に、自分の力を出しきれたらと思います」
「第1局は、あのような(直前に挑戦者に繰り上げ)状況の中では集中して指すことができて自分でも驚きました。第2局からは挑戦者という意識も芽生えて集中して指せています。内容は自分の中でそこまで力を出せなかったという感じではないです。徳島にはなかなか対局以外で来られないのが残念ですが、大塚国際美術館(鳴門市)に行ってみたいです。あとは鳴門の渦潮も興味があって1日では足りなさそうなので、対局とは別の機会に来たいですね。まずは将棋で皆様を熱い気持ちにさせられるように頑張りたいです」
(夏芽)
福間香奈女流王位(女流六冠)に伊藤沙恵女流四段が挑戦中の第36期女流王位戦五番勝負は、福間女流王位2勝、伊藤女流四段1勝の星で第4局を迎えます。福間女流王位が勝てば7連覇達成(通算11期目)、伊藤女流四段が勝てば両者2勝2敗となり、勝負は最終局へともつれ込みます。
第4局は徳島新聞社が主催。6月12日(木)に徳島県松茂町「樫野倶楽部樫野邸」で行われます。立会人は武市三郎七段、記録係は木村朱里女流初段、観戦記の執筆は相崎修司さんです。
対局は9時に始まり、先手は福間女流王位。持ち時間は各4時間で、昼食休憩は12時から13時まで。10時と15時にはおやつが用意される予定です。
現地での前夜祭、大盤解説会はありません。のちほど検分の模様をアップいたします。
【棋譜中継 - 第4局】
http://live.shogi.or.jp/joryu-oui/kifu/36/joryu-oui202506120101.html
【徳島新聞デジタル】
https://www.topics.or.jp/
本局の中継は棋譜コメントを翔、ブログを夏芽が担当します。よろしくお願いいたします。