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図の局面、先手の攻め筋は限られていました。2八に歩を打ったので▲2二歩はありません。△4一玉で▲7二歩も緩和されました(5一玉型なら▲7二歩が▲3二飛成の先手になった)。そこで実戦は▲4五銀を決行。これしかないという攻めです。戦いの焦点は、先手が攻めを継続できるかどうかにかかってきました。後手の馬が手厚く、▲2二歩も利かないので、かなり大変と思われます。
(伊藤女流三段の受けの強さには定評がある)(牛蒡)