里見香奈女流王位に渡部愛女流二段が挑戦する第29期女流王位戦五番勝負は、第2局を迎えます。
第1局は渡部女流二段が制しました。
第2局(主催:神戸新聞社)は2018年5月22日(火)9時から、兵庫県姫路市「夢乃井」で行われます。持ち時間は各4時間。先手は渡部女流二段です。立会人は若松政和七段、記録係は大庭美樹女流初段です。
Twitter解説は星野良生四段が担当します。
本局の模様は棋譜コメントを虹記者が、ブログを翔が担当してお送りいたします。
【神戸新聞】https://www.kobe-np.co.jp/
【大盤解説会情報】https://www.shogi.or.jp/event/2018/04/292.html
大盤解説会は現地では行われず、姫路城近くの「播磨国総社」にて行われます。参加予定の方はご注意ください。
【日本将棋連盟モバイルTwitter】https://twitter.com/shogi_mobile
(翔)
本局は北海道新聞・東京新聞・中日新聞・神戸新聞・徳島新聞・西日本新聞の各紙上において、小池大志さんによる観戦記が6月9日~16日・11日休刊/7譜で掲載されます。詳しくはそちらもあわせてご覧ください。
以上で第1局の中継を終了いたします。ご観戦いただき、ありがとうございました。第2局もお楽しみに。
(玉響)
終局後、主催紙によるインタビューが行われました。
【渡部女流二段のインタビュー】
――この一局を振り返っていかがでしたでしょうか
渡部 中盤は形勢判断がつかなかったですが、途中からはっきり悪くなってしまいました。
――どの辺りで勝ちを意識されましたか
渡部 受けてこられたところ(109手目▲4八金打)で勝ちになったのかなと思いました。
【里見女流王位のインタビュー】
――一局を振り返っていかがでしたでしょうか
里見 途中は難しくて自信はありませんでしたが、(87手目)▲4三歩成からバラしたところは、いいのかなと思っていました。最後はどちらでも詰みかなと思ってしまって、気が抜けていたかなと思います。
(玉響)
114手で渡部女流二段がタイトル戦初勝利を挙げました。終局時刻は18時31分。消費時間は、▲里見3時間41分、△渡部3時間57分。第2局は5月22日(火)兵庫県姫路市「夢乃井」で行われます。
(吟)