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15時、大盤解説会が開演しました。すでに300人近くのファンが来場しており、大盛況です。
(立会人・解説の屋敷九段)
(聞き手の久津女流二段)
(玉響)
A図は6六の角を8四に出た局面。中盤戦が始まったばかりかと思いましたが、本譜は激しい展開になりました。ここで渡部女流二段は△5七桂成と切り返して以下、▲同角△6八飛成▲同角△6九飛と進んでいます。野月八段は△6九飛に代えて△6六飛の角銀取りを予想していました。
15時、午後のおやつが対局室に運ばれました。メニューは以下の通りです。
里見女流王位 タピオカ入りココナッツミルク、ミルクティー
渡部女流二段 ショコラ(グランカラク)、レモンティー
タピオカ入りココナッツミルク
ショコラ(グランカラク)
(身だしなみを整えて、解説会に向かう準備をする屋敷九段)
(棋譜に目を通し、出演前の確認)
(吟)
13時、対局が再開されました。再開後も里見女流王位の考慮は続いています。
(渡部女流二段側から撮影)
(対局室の蒼樹庵)
両者の昼食注文は以下の通りです。
里見女流王位 稲庭うどん(温)、生寿司、ミルクティー
渡部女流二段 三色丼(うに・いくら・かに)ご飯少なめ、オレンジジュース
(稲庭うどん(温)、生寿司。つゆはポットに入っている)
(三色丼)
△4五歩に里見女流王位が15分使って昼食休憩。消費時間は、▲里見女流王位1時間10分、△渡部女流二段1時間24分。対局は13時に再開されます。
控室に桶屋郁夫さんが来訪。差し入れが届きました。桶屋さんはアマトッププレイヤーで、普及活動に尽力されています。
(桶屋郁夫さん)
控室には札幌市出身の野月浩貴八段が来訪。立ち会い人の屋敷九段と継ぎ盤を使って検討しています。日本将棋連盟常務理事の鈴木大介九段は、10時30分頃に帰京のため控室をあとにしており、屋敷九段は「鈴木先生がいないと、さばきの呼吸が分からないなあ」とポツリ。鈴木九段は中飛車のスペシャリストとして知られています。