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2017年5月

2017年5月12日 (金)

決め手がなければ逆転模様

85時刻は17時を回りました。
Twitter解説の大平六段は「ここで後手に手がなければ先手が勝ちになる。そして後手の手は見えない」と逆転模様であると解説しています。伊藤女流二段の辛抱が実を結んだのでしょうか。ここまで順調に攻めていた里見女流王位が大ピンチを迎えています。

(八雲)

後手の猛攻、先手の辛抱

77時刻は16時30分を回りました。▲4七銀までの消費時間は▲伊藤3時間3分、△里見2時間52分。
局面は有利と見られている後手の猛攻が続いています。ただし、先手もよく耐えていて、まだ決定的な差はついていません。ここから里見女流王位が一気に寄せの態勢を築くのか、伊藤女流二段が辛抱を実らせて追い上げるのか。形勢の針は後手に傾きつつも揺れ動いています。

Img_4178小樽倉庫群では珍しいレンガ造りの旧篠田倉庫。

(八雲)

小樽の街(3)

小樽の街には、明治から昭和初期にかけて北海道開発の中心として栄えた頃をしのばせる建物などが多く残されています。

Img_4226日本銀行小樽支店。現在は金融資料館として利用されている。

Img_4189旧安田銀行小樽支店。

Img_4193北海道初の鉄道路線「旧手宮線」の跡地。

Img_4217街中にはレトロな趣の純喫茶があちこちにある。

Img_4245GW明けの平日でも、これだけの賑わいを見せている。

(八雲)

技が続く

62図は15時20分頃の局面。
後手は△3三桂とタダのところに桂を跳ねました。先手の馬筋を止めて次に△6六香と打つ狙いがあります。▲3三同馬には△3一香の田楽刺しが狙い筋。以下▲4二馬△同金▲3四歩の受けなら△7九角が決まります。

Twitter解説の大平六段は△3三桂を「派手に決めにいった手」と評しています。

(八雲)

大盤解説会始まる

現地では15時から大盤解説会が始まっています。

Img_4342開演時から多数の来場者が集まった。

Img_4356木村八段。

Img_4359久津女流二段。

Img_4369抽選会の景品の色紙と扇子。木村八段の「北海道」の揮毫が目をひく。

(八雲)

午後のおやつ

14時54分、少し早めに対局者におやつが運ばれました。注文は伊藤女流二段が「抹茶ブラウニーケーキ」と「アイスティー(氷なし)」、里見女流王位は飲み物のみで「紅茶」です。

Img_4333抹茶ブラウニーケーキにはフルーツも添えられていた。

Img_4338紅茶にはミルクとレモンが添えられている。

(八雲)

小樽 朝里クラッセホテル

対局場を提供する朝里クラッセホテルは、小樽駅から車で20分ほどの朝里川温泉にあります。大浴場や露天風呂付客室で温泉を楽しめるほか、館内にはプールやフィットネスジム、テニスコートやスカッシュコートを備えており、健康施設としても利用されています。

Img_4324

Img_4323ホテルの脇は美しい新緑の山が広がっている。

Img_4315ホテル向かいを流れる朝里川。

Img_4319この時期は雪解けで水量が豊富だ。

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(八雲)

後手の技

48図は14時30分頃の局面。
直前の▲5六歩で5五銀の行き場がありませんが、図の△3五歩が狙いすました返し技です。△3五歩に▲同金は△5六銀▲同銀△7七角成▲同桂△7九角が飛車金両取り、△3五歩に▲2六金とかわしても△4六銀▲同銀△7七角成▲同桂△7九角で飛車銀両取りで切り返せます。
後手の見せた技に対して、伊藤女流二段がどう応じるか。重要な局面です。

Img_4294伊藤女流二段の応手が注目されている。

(八雲)

14時過ぎの局面

43時刻は14時を回りました。43手目▲4五歩までの消費時間は▲伊藤1時間51分、△里見1時間49分。
現在は4筋で戦いが起こっており、玉が戦場に近い先手が気を使う局面が続いています。中盤の難所といえるでしょう。

Twitter解説の大平六段は、序盤の段階から「ほぼ互角ではあるが、後手が勝ちやすい将棋」として、「後手やや有利」の評価をつけています。

【43手目▲4五歩のTwitter解説】
大平武洋六段>強く行った手です。△同銀と取られた時がかなり怖いですが、このままではジリ貧と見た手だと思います。(後手やや有利)

Img_4300指しやすい展開と見られている里見女流王位。自身ではどう感じているのか。

(八雲)

小樽の街(2)

Img_4253小樽運河と倉庫群。赤岩山を望んで。

Img_41731枚目の写真左下に写るボートの乗り場。

Img_4169

Img_4177運河沿いはガス灯が並び、夜には温かみのある色でライトアップされる。

Img_4255倉庫群の壁は石積みに見えるが、木造の枠組みに石壁を貼り付けた構造になっている。主に防火の目的があるそうだ。

(八雲)

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