女流王位戦中継Blog

（再開後の指し手、▲２四歩を着手する本田女流三段）

（△２四同歩を着手する伊藤女流二段）

（吟）

△２二同金に本田女流三段が19分使って昼食休憩。消費時間は▲本田女流三段１時間15分、△伊藤女流二段32分。対局は12時40分に再開される。昼食の注文は両者なし。

（12時すぎの特別対局室。本田女流三段が盤の前で考えていた）

（吟）

（鳩森八幡神社）

（河津桜）

（ミツマタ）

（吟）

図は先手の▲４五歩の仕掛けに△同歩と応じた局面。控室には松尾歩八段が訪れている。「後手の居玉がかえって攻められている場所から遠いという意味もあります。△４五同歩に▲３五歩△４四銀▲３六銀△５五歩といった進行が考えられます」と話している。

（控室で継ぎ盤を前に検討する松尾八段）

（吟）

本田女流三段は第２期女流王座戦の挑戦者、伊藤女流二段は第５期女流王座戦の挑戦者。両者はタイトル戦の舞台を１度、経験している。２度目のタイトル戦の舞台に立つのはどちらだろうか。ともに今期の挑戦者決定リーグを５連勝で優勝している。
対戦成績は１勝１敗。

（挑戦者決定戦は東京・将棋会館の特別対局室で行われている）

（吟）

先手の矢倉に対して、後手の左美濃急戦が流行しているが、本局が先手の本田女流三段が左美濃急戦の構えだ。▲７九玉に伊藤女流二段はしばらく手を止めている。急戦志向の先手の対する後手の対応策にも注目だ。

（吟）

（駒を並べる両対局者）

（先手となった本田小百合女流三段）

（後手の伊藤沙恵女流二段）
（銀杏）

里見香奈女流王位への挑戦を目指す第28期女流王位戦（三社連合主催）挑戦者決定戦は、紅組優勝の本田小百合女流三段と白組優勝の伊藤沙恵女流二段の対戦です。ともにリーグを５連勝で優勝しました。
対局は３月13日に東京・将棋会館「特別対局室」で指されます。持ち時間は各３時間。先後は振り駒で決めます。
本局の中継は棋譜・コメント入力を銀杏、ブログは吟が担当します。本日はよろしくお願いいたします。
【第28期女流王位戦挑戦者決定リーグの表】