（感想戦は17時40頃に終了した）
ご覧の通り、甲斐智美女流王位への挑戦者は里見香奈女流名人に決まりました。第26期女流王位戦五番勝負の日程は以下の通りです。
以上で本日の中継を終了いたします。ご観戦ありがとうございました。
（夏芽）
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【里見香奈女流名人へのインタビュー】
─一局を振り返っての感想は？
里見 仕掛けの辺りは難しいと思っていたんですけど、清水さんの方の陣形がまとめにくそうなので、少し指しやすいのかなと。
─中盤、終盤についてはどうですか？
里見 昼食休憩の辺りはまとめ方が難しかったです。▲1三銀（81手目）△同角▲同香成で勝ちになったと思いました。
─五番勝負に向けての意気込みをお願いします。
里見 甲斐さんには前回の五番勝負（第24期、2013年）で負けているので、１局１局、一所懸命指したいと思います。
─体調はどうですか？
里見 まだ万全とは言えませんが、良い状態で五番勝負に臨めるようにしたいです。
【清水市代女流六段へのインタビュー】
─一局を振り返っての感想は？
清水 先ほど里見女流名人がおっしゃったように、まとめ方が難しく、勝ちづらい将棋になってしまいました。動かれてからはずっと苦しかったと思います。
（夏芽）
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第26期女流王位戦挑戦者決定戦▲里見香奈女流名人－△清水市代女流六段は、16時28分、97手で里見女流名人の勝ちとなりました。消費時間は▲里見女流名人２時間１分、△清水女流六段２時間49分。
この結果、里見女流名人が五番勝負の挑戦権を獲得しました。
（夏芽）
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67手目▲１五同香まで進みました。１歩が欲しい清水女流六段は△１五歩▲同歩△同香と香損で歩の補充を図りましたが、先手が自然に応じて優勢と言われています。
ここまでの消費時間は▲里見女流名人１時間48分、△清水女流六段２時間20分。
（控室では畠山鎮七段を中心に検討が続いている）
（脇謙二八段）
（夏芽）
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57手目▲５六同銀まで進みました。先手の金銀がばらばらですが、後手の攻め駒が金１枚のため形勢自体はまだ難しそうです。
（控室でウクレレを演奏する糸谷竜王 ※棋譜コメント50手目参照）
（鹿野圭生女流二段が来訪している）
（夏芽）
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本局の新聞解説担当の畠山鎮七段が「差し入れです」とマロンパイを持参してくださいました。
（お菓子のアトリエ・アルチザンのマロンパイ）
（関西のスイーツ男子、畠山鎮七段と糸谷竜王が試食）
（夏芽）
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13時になり対局が再開しても里見女流名人が考え続けています。
控室を訪れた糸谷哲郎竜王は「ひと目は先手を持ちたい。▲６八角と▲５四歩が候補手ですが、▲６八角△５二飛に▲３五歩が有力そう。玉頭戦になれば先手に分がある」との見解です。
（糸谷哲郎竜王）
（再開後も考え続ける里見女流名人）
（夏芽）
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