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2013年6月

2013年6月17日 (月)

16時20分ごろの控室

I005

I012
(藤井猛九段)
I017
(藤田綾女流初段)
I004
(大庭美夏女流1級=手前と大庭美樹女流初段。LPSA所属)

(牛蒡)

ちょっと危ないかも

Fig84甲斐女流四段は控室推奨の(1)△7六桂▲同銀△同歩▲7五香△8五桂ではなく、(2)△6三金と自陣に手を入れた。高美濃囲いを作る自然な手だが、「ちょっと危ないかも。まだひと波乱ありそうですね」と鈴木八段。終盤戦は第4局のような激戦になるかもしれない。
一方、横山六段は△6三金を勝負に決めにいく手と見ている。次の狙いは△5七桂成だ。このあたり、意見の食い違いはあるが、「後手やや有利」という形勢判断は鈴木八段も横山六段も変わらない。


Fig99sちなみに控室の検討手順は▲7八香△6五桂▲4五角△6八角成▲同金△4五飛成に▲7五香△8五桂▲7三銀△同銀▲同歩成△同金▲9二香成△同玉▲7三香成(参考図)。
参考図で先手玉に詰みがあるかどうか。かなり難解のようだ。


(牛蒡)

後手が残している

Fig88s

互いに好手があった本局。図の局面で鈴木八段の見解は「後手が残している」である。
検討手順は△7六桂▲同銀△同歩▲7五香△8五桂(参考図)。
最後の△8五桂が鈴木八段指摘の手で、4六角のラインを生かして7七の地点を攻めており、非常に厳しい。「△8五桂はいい手だねえ、条件が厳しい」と、先崎八段も△8五桂を好手と認めている。たとえば参考図で後手が銀を持っていると、△6八角成▲同金△8八銀以下の詰みがある。先手は攻めるにしても銀を渡せないという制約がある、というわけだ。

H024
(鈴木八段)
H023
(先崎八段)
H008
(15時半ごろ、竹俣紅女流2級も控室へ)
H005_2
(膝立ちで継ぎ盤を見ている)

(牛蒡)

15時ごろの控室

H001
(谷川治恵女流五段。日本将棋連盟の非常勤理事を務めている)
H012
(谷川女流が「どうぞこちらへ」と手招きする。蛸島女流は遠慮がちに少しだけ盤に近づいた)
H009
(「詰むの?」「頓死筋は?」といった言葉が検討で出るようになった。終盤戦が近い)
H011
(終盤戦の検討にむけて、控室にお菓子が用意された)

(牛蒡)

先手が追い上げる

Fig68図から▲7五歩△3五角▲4六歩△同角▲9二歩△同香▲9三歩△同香▲8五桂と進んだ。
横山六段は▲7五歩と▲4六歩を好手と判定。形勢判断を「後手やや有利」から「互角」に戻した。先手が追い上げているようだ。


C017_2
(対局開始前の里見女流王位)

(牛蒡)

おやつ

第5局は午後のみ「おやつ」が出される。両者ともミルクレープだが飲み物が違う。里見女流王位はカフェオレ、甲斐女流四段はホットティー。

G015
(ミルクレープとカフェオレ)
G012_1
(ミルクレープとホットティー)
G014

(牛蒡)

14時半ごろの控室

F006

F001
(中井広恵女流六段と蛸島彰子女流五段。ともにLPSA所属)
F013
(中井女流六段は第1期から女流王位3連覇を果たしている)
G008
(窪田義行六段も登場。最終局とあって検討陣も豪華だ)

(牛蒡)

森内名人が控室へ

14時10分過ぎ、羽生王位と入れ違うように森内俊之名人が控室へ。

G022

G012

G023

鈴木八段「どうですか、形勢は?」
森内名人「いや、鈴木さんが後手よしとおっしゃっていたので、そうかな、と」
鈴木八段「飛車銀交換で後手がいいと思うんですけど」
森内名人「あ、はい、そうだと思います」

G028
(鈴木八段と楽しそうに会話する森内名人)

(牛蒡)

羽生王位が控室へ

13時40分過ぎ、羽生善治王位(王座・棋聖)が控室を訪れた。10分ほど継ぎ盤の前に座っていたが、しばらくすると急ぎ足で退室。この後もスケジュールがつまっているのかもしれない。

F002
(「ちょっと日に焼けた?」と声をかける先崎八段。「いやいや」と羽生王位)
F018

F003

F031_2

E028

※羽生王位に行方尚史八段が挑戦する第54期王位戦七番勝負は7月10日(水)・11日(木)愛知県蒲郡市「旬景浪漫  銀波荘」で開幕する。

(牛蒡)

鳩森神社

A011
(本日の天気は曇り。地面が少しぬれていた)
A017

A008
(ガクアジサイ)
A039

(牛蒡)

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