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(指導対局で三面指しを行う内藤九段)(淡)
図は清水女流六段が△9五桂と打ったところ。狙いは△8七桂成▲同金△9九角成と角を成ること。ここで里見女流三冠は時間を使って考えています。(淡)
(本日は内藤國雄九段が解説ということで大賑わい。受講者は34名)(詰将棋の解説をする内藤九段)(レディースセミナーの自由課題。1手詰と3手詰の詰将棋がズラリ)(淡)
棋士室に糸谷哲郎六段と西川和宏四段が訪れ、現局面を解説していただきました。図から、△6六同角▲同歩△7七桂成▲同金△7九角に(1)▲7八飛は△3五桂▲7九飛△4七桂成(参考図1)で成桂ができて後手がよくなります。しかし、飛車の逃げ場所を7八ではなく、(2)▲4八飛とすれば後手の手が難しいです。現在、有力とみられている手順は△6六同角▲同歩△6九角▲5八銀△7八角成▲同飛△8六歩(参考図2)。(本局のモニターを見つめる糸谷哲郎六段(左)と西川和宏四段(右))(淡)
お昼の注文は里見女流三冠がうな重、清水女流六段がかちんうどん。(里見女流三冠が注文したものと同じうな重)(清水女流六段が注文したものと同じかちんうどん。モチ、ゆで卵、ノリを油で揚げたものなどが入っている)(淡)
(現盤面)(休憩までの棋譜)(淡)
図の局面で12時10分となり、昼食休憩に入りました。消費時間は▲里見45分-△清水1時間8分。角交換した局面からお互いに自陣角を打ち合い、局面が少しずつほぐれてきました。両者の消費時間は▲里見45分-△清水1時間8分。対局は13時に再開されます。
(淡)
11時45分頃、清水女流六段が△7七角成▲同桂と角を交換した後、自陣角を打ちました。斜めのラインで飛車の小ビン攻めを狙っています。▲7八金と受けると、△6五桂と跳ねて7七の地点を狙った攻めが後続手となりそうです。(淡)
「御上段の間」に掛けられた掛け軸は、右から木村義雄十四世名人「天法道」、大山康晴十五世名人「地法天」、中原誠十六世名人「人法地」。(淡)
清水女流六段は居飛車、里見女流三冠は角道を止めない向かい飛車を採用し、両者着々と駒組みを進めています。両者の消費時間は▲里見11分、△清水26分(持ち時間各3時間)。(淡)