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(棋士室のモニター。103手目里見女流三冠が▲2三角と王手した局面。先後逆)(モニターを見つめる西川四段、糸谷六段、村田五段)村田五段「正確に指せば、振り飛車が勝てそうな気がしますが、実戦的には居飛車が勝ちやすいと思います」西川四段「どっちも持ちたくない局面です」(淡)
山崎七段「ここでじっと成った。これはすごい手ですよ。やってこいという勝負手です」(継ぎ盤を使って解説する山崎七段)(継ぎ盤)(淡)
山崎七段「先手ペースだと思いますが、まだまだ難しいと思います。2枚の角が受けによく利いています」山崎七段「先手がペースを握っているだけで実際はどうなんでしょうかね。普通は▲4七に銀を打つと思いますが、僕の好みを言うと▲3七金ですかね。次に▲3四歩と取り込めたら厳しいです」(淡)
16時30分現在、山崎隆之七段が控室を訪れています。(山崎七段)里見女流三冠が▲1五歩と端に手をかけると、山崎七段「端ですか。いい手なのかどうかはパッと見では分からないです」そして、すぐに△3二玉と指されるのを見て、谷川九段「△2四歩▲1四歩△2五歩と指してみたいところでしたが」(継ぎ盤を動かす谷川九段)(淡)
里見女流三冠は銀を犠牲に角を5五まで進出し、清水陣を攻めにかかります。(谷川九段と内藤九段で局面の検討が行われている)(控室の継ぎ盤)(淡)
(控室の継ぎ盤)(レディースセミナーの指導対局を終え、リラックスモードの内藤九段)(淡)
(関西将棋会館の入口)(入口には人間将棋のポスターが貼られている)(中に入ると盤や駒がびっしり並んでいる)(入って右手には将棋グッズが販売されている)(新刊本)(淡)
14時50分頃、3階の棋士室では村田顕弘五段がモニターを見つめています。村田五段「▲7六金△8七歩成▲4八飛で、僕は里見さんを持ってみたい気がします」15時頃、阿部隆八段もモニターに近寄ります。阿部八段が「7六に金上がって、歩成って4八に飛車を逃げて。先手の陣形はどうなんでしょうかね」と話しているところに里見女流三冠が▲9六金と指します。阿部八段「ええーー!普通はない手なんですけどね。△8七歩成▲7六飛△7七とに、▲8六飛とぶつけるつもりだと思いますが、△8六同飛▲同金△6七とで、6七にと金が来てしまいます」(淡)
46手目の局面から、49分の長考で里見女流三冠は▲2五桂と指し、以下△5一角▲7五歩と進んで14時40分現在の局面。里見女流三冠は飛車、角の利いてる7筋に狙いをつけました。(淡)
関西将棋会館4階に本局のための控室が作られています。14時頃、控室には谷川浩司九段と将棋関係者が数人います。(関係者と談笑する谷川九段)(淡)