【チャット解説・伊藤真吾四段】
「おはようございます。本日の将棋の解説を務める伊藤真吾です。宜しくお願い致します。戦形予想ですが、どちらが先手でも居飛車対振り飛車の対抗形になると思います。甲斐さんが先手なら先手中飛車、後手ならゴキゲン中飛車が濃厚です。甲斐さんは、流行の定跡に独自の研究を加えて指す事が多く、また中、終盤はしっかりしているイメージがあります。それに対して清水さんは、流行の定跡形にとらわれず実戦的な戦いを好む傾向にあり、王道の指し方が印象的です。序盤はやはりどちらが先手になるのかが注目で、開始10手ぐらいまでは作戦の岐路を決める上で重要な見所となりそうです」
（吟）
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現地大盤解説は立会人の鈴木大介八段・聞き手は
札幌市在住の久津知子女流初段が務める。
４月27日（水）京王プラザホテル札幌 地下１階「プラザホール」
開場14時30分開演は15時（対局終了または20時まで）。
【お問い合わせ】
北海道新聞社事業局「女流王位戦」係
電話 ０１１－２１０－５７３１
詳細は下記ページよりご確認下さい。
【現地大盤解説会のお知らせ】
（吟）
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「積極的な将棋を指せればいいなと思います」と甲斐女流王位。
「いろいろな所を転戦する中で自分らしい将棋をご覧頂ければ
と思っています」と清水女流六段。
主催の北海道新聞社のインタビューに並んで答える両対局者。
インタビュー後、北海道新聞社からプレゼントを受け取り
笑顔になった両対局者。
（吟）
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駒を選ぶ両対局者。
「少し盤が光って見えます」と清水女流六段から
声がかかったが蛍光灯の向きを変えてすぐに
解決。
木村名人書・木村文俊作の盛上げ駒が使用される
ことに決まった。木村文俊氏は木村義雄十四世名人
の実弟である。
「念のためですが、双玉（王将はなく、ともに玉将）では
書体名が書いてある方をうわてが、作者名が書いて
ある方をしたてが持つんです」と青野照市九段。
（吟）
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第22期女流王位戦、甲斐智美女流王位－清水市代女流六段戦は４月27日（水）「京王プラザホテル札幌」にて９時より開幕する。
第１局の立会人は鈴木大介八段・記録係は天野貴元三段が務める。
本局は棋譜・コメント入力＝烏記者、本ブログを吟が担当します。よろしくお願い致します。
（吟）
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106手にて清水市代女流六段の勝ち。
終局時刻は15時38分、消費時間は▲里見１時間28分、△清水２時間38分。
以上で本局の中継を終了いたします。
ご観戦ありがとうございました。
（八雲）
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「清水さんの見事な攻めばかりが目立った一局でした。60手目の△３五飛が素晴らしい踏み込みで、以下も全く緩みない寄せでした。里見さんとしてはテーマの「受け」が上手くいかず、かなり不本意な一局だったでしょう。前期無冠に転落してしまった清水さんですが、今日の将棋を見ると今期は巻き返しを予感させます。本日はご覧いただきありがとうございました。」（遠山五段）
（八雲）
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