女流王位戦中継Blog

（控室を訪れた青野九段。関係者との会話に華を咲かせている）

（青野九段は名人戦七番勝負第３局の全国大盤解説会で明日、札幌市（サンピアザ劇場）での解説を担当することになっている）

（吟）

図の△７五銀に▲７六銀△５五馬や▲７五同角△同馬▲７六銀打などが検討されている。いずれにしても手の広い局面で「時間が欲しいねぇ」と畠山鎮七段は声を上げる。甲斐女流四段の残り時間は50分を切っている。

■Twitter解説■
佐々木勇気＞甲斐さんの方が良いと思いますが、流れと持ち時間を考慮すると、逆転の可能性もありますね。▲７七桂△５四銀と進むと思います。

（難しい局面になり検討を行う畠山鎮七段も楽しげだ）

（吟）

▲６五香なら甲斐女流四段が優勢と言われていたが、▲６四桂と金の両取りを掛けた。△１六桂と打たれ▲２九玉は△２八銀▲１八玉△２九角で詰む。▲１七玉や▲１八玉と寄るのは△３九角と打たれて受けが難しい。他の場所に逃げるのは△２八角から打ったばかりの桂を王手で抜かれてしまう。▲６四桂までの局面、消費時間は▲甲斐女流四段３時間17分、△里見女流王位２時間10分。

■Twitter解説■
佐々木勇気＞▲６五香なら投了だったでしょう。この▲６四桂で雲行きが怪しくなってきました。さて里見さんはどのように盛りかえすのでしょうか。また甲斐さんは踏みとどまれるか注目です。


（△１六桂には何を用意しているのだろうか）

（吟）

（15時から現地大盤解説会が始まった）

（初手から解説が行われ、午前中からの仕掛けに対し「善い悪いは別にして甲斐さんは意表を突かれたでしょうね」と畠山鎮七段）

（吟）

（控室から見た風景）

（グランドホテルニュー王子を出るとＪＲ苫小牧駅が見える）

（２階から見たロビー。吹き抜けになっている）

グランドホテルニュー王子

（吟）

（里見女流王位の注文は苺ショートケーキと抹茶）

（甲斐女流四段は和栗のモンブランとレモンティーを注文）

（吟）

（久津女流初段が和服に着替えて控室へ。15時からの大盤解説は和服での登場となる）

（根付には「知」の文字が裏は「左馬」だ）

（吟）

（別室で大盤解説会でファンの方にプレゼントされる色紙に揮毫する畠山鎮七段）

（真剣な表情で筆を進める。「書いてるとこは撮ってもいいけど、字は写しちゃダメだよ」と念を押す）

（吟）

（主催・北海道新聞の苫小牧支社）

（苫小牧支社はグランドホテルニュー王子から徒歩３分ほどの場所にある）

（本日の北海道新聞朝刊。両対局者が苫小牧入りした昨日の模様を報じている）

（吟）

（本局に使用されている駒は竹風作菱湖書の盛上げ駒。盤、駒とも北海道将棋連盟所蔵のものだ）

（昼食休憩時の局面。先手玉に後手の飛車が迫っている）

（吟）