第24期女流王位戦五番勝負第2局

2013年5月 9日 (木)

対局再開(甲斐女流四段)

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(「ふぅ~」ときおり声を漏らして読みを入れる)

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(吟)

対局再開(里見女流王位)

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(熊倉女流初段が「時間になりました」と声を掛けるとすぐに△4四銀を着手)

(吟)

昼食休憩に入る

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▲2八玉に里見女流王位が3分使って昼食休憩に入った。休憩までの消費時間は▲甲斐女流四段1時間46分、△里見女流王位54分。対局は13時に再開される。昼食の注文は両者ともパスタ。

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(里見女流王位はずわい蟹のナポリ風とアイスティーを注文)

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(甲斐女流四段がナスとモッツァレラのトマトソースとウーロン茶)

(吟)

北海道大好き(2)

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(里見女流王位が食べた「うふプリン」も購入できる。上にのっているのは生クリーム)

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(「これがいいなぁ」と畠山鎮七段のテンションも上がる)

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(グランドホテルニュー王子内のナナカマドにて購入することができる)

(吟)



北海道大好き(1)

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(10時30分頃の畠山鎮七段。次々と北海道の名産を手にしていく)

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「スイーツはたくさん買って帰りますよ。全部自分用です(笑)」と話す。

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(持ちきれないほど抱えてしまい「カゴはないのかなカゴは」と嬉しそうだ)

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(カゴを入手して、まだまだ行く!)

(吟) 

大立ち回り

2txt3411時すぎ突如、里見女流王位が仕掛けた。△1五歩▲同歩△3六歩と2歩突き捨てて▲同歩に△5五角と飛び出した。「いやぁ~凄い展開になりましたね」と畠山鎮七段も興奮気味に話し楽しそうだ。午前中から里見女流王位の攻めが繰り出された。機敏な攻めなのか、やや無理攻めなのか。先手は▲3七銀、▲1七香、▲4六歩などが考えられる。

■Twitter解説■
佐々木勇気>甲斐さんは意表を突かれたのではないでしょうか。少なくとも僕はビックリしました。時間を使うでしょうね。ここは棋風がでます。僕なら▲6五歩から考えたい。受けに自信のある方なら▲3七銀と受けてたつ手もあります。ここで考えられる手は(1)▲6五歩と攻め合う手。これはいい勝負。(2)▲3七銀は良くしにいく手。ただ△同角成▲同桂△3六飛にどう受けるか。んー。▲4八玉と左辺に逃げ出しますか。僕は(1)を選びたいです。

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(思わず中腰になり検討する畠山鎮七段)

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(吟)

対局室連続静止画

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(両対局者は早くも上着を脱いで臨戦態勢。対局室の様子は連続静止画でお楽しみ下さい)

(吟)

両対局者の座布団は

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(検分時、里見女流王位がじっと座布団を見ている。何かオレンジ色の刺繍が入っているが……)

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(広瀬章人七段が北海道将棋連盟へ寄贈したもの。両対局者はこの座布団で対局を行っている)

(吟)


午前のおやつ

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(里見女流王位はうふプリンと抹茶を注文)

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(甲斐女流四段は白玉あんみつと梅昆布茶のほか、白湯を注文)

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(吟)

戦型は相振り飛車に

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棋譜コメント24手目より

「玉を引きましたね。私の時代はすぐ△6四歩~△6三金~△7三銀から矢倉に組んでいましたが、今は低い陣形にして待つのが基本です。単に矢倉に組むと、5三銀型なので攻めるのに苦労するんですよね。先手は▲7七桂~▲9六歩~▲9七角と、どんどんいい形になりますから。先手は飛車をどこに引くか考えどころです。(1)▲7六飛と引くと、当たりが強くなるので後手も矢倉に組みやすくなります。(2)▲7八飛は普通な手ですが、△5五角▲5六歩△8二角からコビンを攻められるような手も警戒します。実際にやってくるかどうかは別にして、ちょっと止まるところですよね。いろいろ組み立てを楽しく考えられる局面です」(畠山鎮七段)

畠山鎮七段は幼少時、札幌に住んでおり当時の話しがポンポンと飛び出している。

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(4手目、里見女流王位の△1四歩に▲1六歩と受け、△5四歩▲6六歩と進行し△3二飛▲7八飛と互いに飛車を振った)

(吟)


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