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15時、対局者におやつが出されました。食べ物はそれぞれの部屋に、飲み物は対局室に運ばれます。
(永瀬王座のおやつはシャインマスカット大福、ホットコーヒー、アイスコーヒー)
(シャインマスカット大福を切ったところ。想像以上に大粒のシャインマスカットが使われている)
(木村九段のおやつは半熟ショコラとバニラアイス、アップルジュース)
対局者の注文と同じものを用意し、撮影しています。
(翔)
14時半ごろの局面。上図では△7四桂や△8五桂が候補手に挙がっていましたが永瀬王座は△8五飛と走り、飛車をぶつけました。
どちらの飛車も桂馬のひもがついていて、飛車を取られても桂馬で取り返した手が駒取りになるため、すぐに取る必要はありません。木村九段が時間を使って考えています。
(木村九段)
(永瀬王座)
愛知県蒲郡市は、愛知県の東部、東三河地域にある市です。新幹線の三河安城駅と豊橋駅の間、渥美半島と知多半島に挟まれた地域にあります。
銀波荘のある西浦温泉は、蒲郡市の中でも三河湾に突き出た西浦半島の先端にあります。ほかに、三谷温泉、形原温泉、蒲郡温泉がある、温泉観光地です。
市内には蒲郡競艇があり、またマリンスポーツが盛んです。
(JR・名鉄の蒲郡駅)
(駅前の幟には「湯の街 海の街 がまごおり」と書かれている)
(蒲郡競艇)
対局再開後、数手進んだところで永瀬王座が△7五歩と桂頭を攻めました。
以下、▲同角に△7四香(下図)と進んだところで木村九段が考えています。
角が逃げたあと、△7六香~△6五桂(打)と攻める狙いがあります。
新聞解説の西田拓也五段は「まだ優劣はついていませんが、バランスを取るのが難しいのは先手ですね」と話しています。
(対局室から見える風景)
(対局再開時の永瀬王座)
(再開時は、西田五段が盤側で見守った。「四段に上がったあともタイトル戦の記録係を何度か取ったので、記録係ではないのに対局室に座っていることに違和感がありました」)
13時に対局が再開しました。
(対局室に向かう永瀬王座)
(再開時の様子)
(永瀬王座の昼食はステーキ丼セット、シャインマスカット大福、蒲郡みかんとパインシャーベットのフルーツパフェ、アイスコーヒー、ホットコーヒー)
(ステーキ丼)
(パフェ)
(木村九段の昼食はうな丼)
38手目△1三同角の局面で12時10分になり、昼食休憩になりました。△1三同角までの消費時間は、▲木村2時間2分、△永瀬1時間7分(持ち時間各5時間、チェスクロック使用、使いきると1手60秒未満の秒読み)。
対局は13時に再開します。
(観戦記担当の若島正さんと立会人の福崎文吾九段が詰将棋談義)
(銀波荘の目の前には西浦海水浴場がある。対岸は渥美半島の豊橋市や田原市。田原市では今日、明日と囲碁名人戦が開催されている。昨日偶然にも、将棋王座戦の一行と囲碁名人戦の一行は東京駅から同じ新幹線で移動した)
(海岸沿いの岩場)
(離れたところから西浦温泉街を見る。宿泊施設が集中して建てられていることがわかる。海辺の茶色い建物が銀波荘)
(周辺では釣りも楽しめる)
(銀波荘の正面玄関)
(温泉街にある観光マップ)
(銀波荘がある西浦温泉は、三河湾に突き出た西浦半島にある。最寄りは名鉄西浦駅)
(ホテル1階のラウンジ)
(蒲郡市在住のアーティスト、山村まい子さんによる作品「Wateredge」が展示、販売されていた)
銀波荘のインスタグラムにも作品が紹介されています。
西浦温泉 旬景浪漫 銀波荘 インスタグラム