カテゴリ

第59期王座戦五番勝負第1局

2011年9月 7日 (水)

本日の棋譜

Dsc_0569

第2局は9月20日(火)「ウェスティン都ホテル京都」にて行われます。
第2局も本サイトでお楽しみ下さい。本日はご観戦ありがとうございました。

Dsc_0210

(吟)

感想戦(羽生王座)

Dsc_0515

「同じ将棋は指したことがあって、ちょっと手を変えてみたのですが、桂・香を
拾われて思わしい手がなかったですね。(終盤に熱戦になったことについて問
われ)ちょっと足りないかと。(王座戦五番勝負で連勝が19でストップしたことに
ついて問われ)そんなに続かないですから(苦笑)」(羽生王座)。

Dsc_0503

Dsc_0516

Dsc_0524

Dsc_0551

Dsc_0560

Dsc_0566

(吟)

感想戦(渡辺竜王)

Dsc_0485

「はっきりしない将棋だったのですが、少し良いかなとは思ったのですが……。
最後は分からなくなってしまいました。(寄せに行った順は)最後は分かっていな
かったですね。△9三桂は新手なので予想はしていなかったのですが、▲3五歩
ぐらいしか……」(渡辺竜王)。

Dsc_0527

Dsc_0529

Dsc_0532

Dsc_0542

Dsc_0510

(吟)

渡辺が開幕戦制す

Ouza20110907131 第59期王座戦第1局は、131手まで渡辺竜王の勝ちとなりました。
終局21時46分。消費時間は▲渡辺4時間58分△羽生4時間36分。
2004年の第52期王座戦第4局から続いていた羽生王座の王座戦での連勝は、19で止まりました。

(烏)

渡辺竜王勝勢

Ouza20110907120 △3四同金と羽生王座が桂を取った局面。先手勝勢が控え室の声。

Dsc_0484

控え室では立ち上がって検討を見つめる報道陣も。

(吟)

20時55分頃の局面

Ouza20110907107 ノータイムでパタパタと指し手が進んだ。先手玉はなかなか寄りがなさそうだ。△7九銀は▲8八香で受かっている。先手からは▲4四歩の攻めがある。やはり形勢は先手良しが控え室の雰囲気。

(吟)

夜の日本庭園

Dsc_0478

20時30分頃の外の様子。

Dsc_0479

(吟)

やや先手良し

Ouza20110907102 「やや先手が良いと思いますが、まだかかりそうです」と村山五段。控え室のムードも先手優勢からややトーンダウン。まだまだ難解の雰囲気も漂ってきた。

(吟)

決断の一手

Ouza2011090789《棋譜コメント88手目より》
19時45分、検討が進み▲3五同飛△同歩▲4六角△4八飛の順は、▲4七銀打と使わされて先手明快に勝ちとまではいえないようだ。△4八飛と打たれてから悩むなら、飛車を切る前に悩むのが自然。▲3五同飛の決断は、しっかりと一手勝ちを読み切ってから。



渡辺竜王が▲3五同飛と飛車を切った瞬間に控え室では「行った、行った」の声が挙がった。

(吟)

大盛況

Dsc_0470

Dsc_0474

終盤戦に入って控え室はすさまじい熱気。

(吟)

このサイトに掲載されている記事・イラスト・写真・商標等の無断転載を禁じます。