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第66期王座戦五番勝負第3局

2018年10月 2日 (火)

感想戦(2)

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Dsc_0442(目を細めて盤面を見る斎藤七段)

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感想戦は23時7分に終了しました。
第4局は10月16日(火)、新潟県南魚沼市「温泉御宿 龍言」で行われます。本日の中継は以上で終了します。第4局をお楽しみに。


(吟)

感想戦(1)

大盤解説会場から対局室に戻った両対局者は感想戦を行いました。

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Dsc_0383(勝った中村王座はシリーズ成績1勝2敗に)

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(吟)

大盤解説会場に

主催紙の談話に応じた両対局者は大勢のファンが待つ大盤解説会場に向かった。

Dsc_0355(ファンの前で対局を振り返る)

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Dsc_0373(中村王座は「△3八歩(80手目)は余計なのかどうか。わからなかった」と話した。斎藤七段は「▲4九香(83手目)を打たないと持たないと思った」と振り返る)

(吟)


終局直後

Dsc_0318(終局直後、両者一分将棋で疲労の色が濃い)

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―― 今日の将棋を振り返られて、いかがでしたか。

中村 力戦の将棋になって、こちらも積極的にいったのですが、昼食休憩のあたりは攻められてしまって。難しい将棋でよくわからなかったのですが、優勢な局面が続いていたような、でもけっこう難しいような……。最後は混戦になってしまったかもしれません。

―― 第4局に向けての抱負をお願いします。

中村 しっかり準備して臨みたいと思います。

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―― 今日の将棋を振り返ってどうでしたか。

斎藤 ちょっと序盤が不用意だったか、基本的にはずっと自信がない戦いでした。最後まで頑張って粘ろうというのはあったのですが、何か見つけたかったのですが、わからなくて。全体的には悪い局面が多かったと思います。

―― 第4局に向けては?

斎藤 今日はずっと序盤から押されていたので、気分を切り替えて、また頑張りたいと思います。

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(吟)

中村太地王座が激戦を制す

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第66期王座戦五番勝負第3局、▲斎藤慎太郎七段-△中村太地王座の一戦は、図の局面までで中村太地王座の勝ちとなりました。終局時刻は21時51分。消費時間は、▲斎藤慎七段4時間59分、△中村太王座4時間59分。

(康太)

中村王座勝勢

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図の△2六桂を見て飯塚七段は「後手が勝ちになりました」と話す。先手玉は包囲されてしまっている。

(吟)

斎藤七段、一分将棋に

21時29分、93手目▲4五銀から斎藤七段は一分将棋になった。対する中村王座の残りは7分。

Dsc_0192(一分将棋になった斎藤七段。いよいよ本局のクライマックスを迎える)

(吟)

詰めろかどうか

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図の▲3四桂が詰めろになっているかどうかが大きな問題だ。かなり危険な後手玉だが、控室では詰めろになっていないという結論になりつつある。ならば△2六桂と打って、後手の勝ち筋と見られているが……。

Dsc_0202(打たれた▲3四桂は詰めろかどうか。勝負どころを迎えている)

(吟)

斎藤七段、残り10分

20時53分、斎藤七段は「残り10分です」と記録係から告げられた。対して、中村王座は28分残している。

Dsc_0316(20時53分の対局室を映すモニター。残り時間が少なくなってきている)

(吟)

終盤の控室

Dsc_0309(先手側に座り、頭を抱えて継ぎ盤を見る中村修九段)

Dsc_0312(飯塚七段と夕方に現地に到着した日本将棋連盟常務理事の森下卓九段)

Dsc_0314(仙台出身の加藤結李愛女流2級が控室を訪れた。加藤結女流2級は本日、東京・将棋会館で山根ことみ女流初段と女流王位戦予選を戦っていた)

(吟)

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