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第66期王座戦五番勝負第1局

2018年9月 4日 (火)

感想戦

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以上で本局の中継を終了いたします。ご観戦ありがとうございました。

第2局は9月20日(木)に京都府京都市東山区「ウェスティン都ホテル京都」で指されます。

(睡蓮)

終局直後

Dsc_3294 (終局直後の対局室。斎藤七段、中村王座の順で主催者のインタビューに答える)

Dsc_3300 (終盤の競り合いを制した斎藤七段)

斎藤七段の談話
――今日の一局を振り返って、いかがでしょうか?

斎藤 最初のほうは攻めが細くて、切れちゃうかなと思いながらだったんですけど、そこから粘り強く攻めて。一瞬よくなったような気がしたんですけど、ちょっと時間が切迫してしまって、最後のほうは負け筋に入ったのかなと思いながらだったんですけど。

――勝ちを意識された瞬間はどの辺りでしょう?

斎藤 ▲7三飛成(139手目)のところで、もしかしたらこちらが詰まなければ際どくなったかなというところで。でもその1、2手前は負け筋なのかなとは思っていたんですけれども、粘り強く指したのが最後につなげられたかなという感じです。

――先勝となりました。第2局に向けて抱負をお願いします。

斎藤 第2局以降は先後が決まっているので、より一層作戦を研究してまた頑張りたいと思います。

Dsc_3317 (敗れた中村王座)

中村王座の談話

――今日の一局を振り返って、いかがでしょうか?

中村 ずっと攻められる感じになってしまって、ちょっと勝ちづらい気はしていたんですけど。終盤はチャンスがきたかと思ったんですけど、逃してしまった感じですね。

――第2局に向けて抱負をお願いします。

中村 気持ちを切り替えて頑張りたいと思います。

(睡蓮)

斎藤七段が先勝

9040145▲斎藤慎-△中村太戦は22時27分、115手で斎藤七段が勝ちました。消費時間は、▲斎藤慎4時間59分、△中村太4時間59分(持ち時間は各5時間)。第2局は9月20日(木)に京都府京都市「ウェスティン都ホテル京都」で行われます。


(牛蒡)

中村王座も一分将棋に

20180904p22時14分、この△7三金に3分考え、中村王座も一分将棋に入りました。

Dsc_3193 (中村王座)

Dsc_3186 (斎藤七段)

(睡蓮)

逆転の可能性も

20180904o_2図は22時5分過ぎの局面。互いに時間が切迫した中で、どんどん指し手が進んでいます。先ほどは先手の斎藤七段が優勢とお知らせしましたが、現局面は後手の中村王座がよくなっていてもおかしくないようです。

Dsc_3069 (中村王座。頑張りが実ったか)

(睡蓮)

斎藤七段が優勢に

20180904m図は21時50分過ぎの局面。先手の斎藤七段が玉周りに角金銀の空中要塞を作り上げたうえで攻めに出ています。控室の検討陣は先手持ちの見解になりました。

Dsc_3001 (斎藤七段が一歩抜け出した)

(睡蓮)

斎藤七段が一分将棋に

20180904l図の▲8七銀打に6分考え、斎藤七段は一分将棋に入りました。中村王座のほうは残り7分です。

Dsc_3004 (斎藤七段)

(睡蓮)

熱戦続く

20180904k時刻は21時30分になりました。将棋は図の局面まで進んでいますが、控室の検討ではまだはっきりとした優劣は示されていません。残り時間はともに10分を切っています。

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Dsc_3285 (睡蓮)

西田拓也四段が来訪

20時50分を過ぎた頃、西田拓也四段が控室に姿を現しました。本日は東京で対局があり、その帰りに立ち寄ったそうです。

Dsc_328201 (早速、継ぎ盤の前に座る)

Dsc_32791 (カメラ目線で撮影に応じてくれた)

(睡蓮)

ともに残り時間が30分を切る

20180904i図は20時40分頃の局面。中村王座の△7五歩に対して、斎藤七段が19分の熟考で▲7五同歩と取ったところです。これで互いの残り時間は▲斎藤22分、△中村25分。盤上も終盤戦目前という状況で、いよいよ佳境です。

Dsc_3070 (中村王座)

(睡蓮)

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