カテゴリ

« 2021年8月 | メイン | 2021年10月 »

2021年9月

2021年9月15日 (水)

端から開戦

先手の木村九段が▲1五歩と突いて、端から戦いが始まりました。

2021091529

△1五同歩▲1三歩に、永瀬王座は1筋を放置して△7三桂(下図)と跳ねました。控室では△1三同香も検討されていました。

2021091532

2021091533

木村九段は香車を走り、▲1二歩成を見せます。控室では△1三香▲1四歩△同香▲同香に△1三歩のときに先手に手段があるか、検討されています。

070

(朝の木村一基九段)

(翔)

THE 将棋 ROAD(4)

064

065

063

(将棋界の歴史に残る対局が行われてきた銀波荘。これからも名局が指されるのが楽しみだ)

(翔)

THE 将棋 ROAD(3)

017

016

(1997年の第55期名人戦第3局までは、手書きで大書された記録で残っている)

057

(初めて銀波荘で行われた1966年の第15期王将戦第4局から、全てのタイトル戦の記録が残っている)

058

(初期は王将戦と棋聖戦で愛用されていた。「挑決」の文字も見える)

(翔)

THE 将棋 ROAD(2)

(棋士の肩書は現在の表記です)

043

(THE 将棋 ROADの入り口)

049

(釣りに興じる加藤一二三九段と大山康晴十五世名人)

061

(廊下の両側に特大の写真が展示されている)

055

(第55期名人戦第3局の封じ手用紙が拡大して展示されている)

(翔)

THE 将棋 ROAD(1)

銀波荘でのタイトル戦は2017年の第10期マイナビ女子オープン第3局(加藤桃子女王-上田初美女流三段)以来。女流棋戦を除く公式タイトル戦は2015年の第56期王位戦第1局(羽生善治王位-広瀬章人八段)以来です。(肩書は当時のもの)

こちらでは過去に何十局も将棋のタイトル戦が行われてきました。館内には、過去の写真や記録をまとめた「THE 将棋 ROAD」があります。一部を紹介します。

(以下、棋士の肩書は現在の表記に従います)

040

(いざ将棋の道へ)

038

(館内の廊下には大山康晴十五世名人の「龍虎」の書が掲げられていた)

047

(大山十五世名人の書が入った大皿や、藤井聡太王位・叡王・棋聖の七段時代の扇子が展示されていた)

(翔)

日本経済新聞

本局の観戦記は、詰将棋作家で京都大学名誉教授の若島正さんが執筆します。解説は西田拓也五段です。後日掲載されますのでぜひご覧ください。

006_2

(今日の朝刊)

010

(15日の日本経済新聞朝刊には、挑戦者決定トーナメント準々決勝の深浦康市九段-飯島栄治八段の第4譜が掲載されている。執筆は近藤正和七段)

【木村連勝か永瀬タイに戻すか 将棋王座戦15日に第2局:日本経済新聞】
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUD103V20Q1A910C2000000/

(翔)

戦型は相掛かり

2021091527

戦型は相掛かりになりました。開始から1時間たっていませんが、速いペースで駒組みが進んでいます。

118

(福崎文吾九段と西田拓也五段の検討)

120

(ABEMAマルチアングルに出演する佐々木大地五段と都成竜馬七段が控室へ)

122

(日本将棋連盟専務理事の脇謙二九段も交えて談笑)

(翔)

対局開始(4)

100

(1手目▲2六歩)

103

(2手目△8四歩)

108

(3手目▲2五歩)

113

(4手目△8五歩)

(翔)

対局開始(3)

075

(立会人の福崎文吾九段らが対局開始を待つ)

079

083

(永瀬王座)

067

086

(木村九段)

(翔)

対局開始(2)

047

(駒袋から駒を出す永瀬王座)

050

(王将を置く)

056

(木村九段)

065

(開始約10分前に駒を並べ終えた)

(翔)

=== Copyright (C) 2009 >>> The Sankei Shimbun & Japan Shogi Association === All Rights Reserved. ===