カテゴリ

第67期王座戦五番勝負第1局

2019年9月 2日 (月)

感想戦(2)

Dsc_0518(千日手局を振り返ってから、指し直し局の感想戦)

Dsc_0523

Dsc_0500_2

感想戦は22時10分頃に終了しました。

王座戦第1局の中継ブログは以上で終了いたします。ご観戦ありがとうございました。第2局をお楽しみに。

(吟)

感想戦(1)

Dsc_0507(大盤解説会場から戻った両対局者は感想戦を行いました)

Dsc_0514

Dsc_0528
(吟)

両対局者 大盤解説会場に

Dsc_0470(感想戦の前に、大盤解説会場のステージに登壇した両対局者)

Dsc_0483(穏やかな表情の永瀬叡王)

Dsc_0487

(吟)

終局直後

Dsc_0446

Dsc_0457(終局直後、主催紙のインタビューに答える)

Dsc_0441(指し直しの末、先勝した永瀬叡王)

―― 千日手局と指し直し局、それぞれ一局を振り返っていただけますか。

永瀬 そうですね。千日手局は、指してみたい作戦ではあったのですが、指し方がおかしかったのか、千日手が妥当に思えてしまって。作戦がよくなかったか、指し方がよくなかったかなと思います。指し直し局は、その場でいう感じでした。
―― 指し直し局で2枚換えになったあたりは。

永瀬 後手番としては……という言葉が正しいかどうか、わかりませんが。後手番としては仕方がない展開かと思いました。

―― これで、まず1勝ということになりました。次局以降について。

永瀬 千日手局は何か失敗してしまったので、そういった失敗を減らして、棋力向上ができればいいなと思います。

Dsc_0462(淡々とインタビューに応じる斎藤王座)

―― 千日手局と指し直し局、それぞれご感想をお願いします。

斎藤 千日手局は、途中、まとめにくいかなと思っていましたが、ギリギリでバランスが取れているんじゃないかと。指し直し局は、ちょっと不用意な将棋になってしまったかなと。序盤でちょっと思うような展開でなかったので、終始、指しにくかったなというところです。粘れる順を探したのですが、なかなか厳しかったです。

―― 序盤の誤算というのは。

斎藤 ▲6六歩を手拍子でやってしまったのが、いちばん反省点だと思います。

―― 第2局以降について。

斎藤 ちょっと指し直し局のような序盤は危険だと思いますので、また研究して、次局以降は修正していきたいと思います。

(吟)

永瀬叡王が第1局を制す

Ouza20190902010290
図の局面で斎藤王座が投了しました。終局時刻は21時2分。消費時間は、▲斎藤慎5時間0分、△永瀬4時間53分。永瀬叡王が千日手指し直し局を制し、白星スタートを決めました。第2局は大阪府大阪市「ウェスティンホテル大阪」で行われます。

(紋蛇)

後手勝勢

89

図は▲6一馬と飛車を取った局面。後手の△5七銀が厳しく、勝勢と見られています。

(吟)

後手有利

77

図は▲4一角と斎藤王座が放った局面。控室の佐々木大五段は、△5一飛▲6三角成△4六香の順を予想して、「先手は居玉で、粘りが利かないように思います。後手が有利から優勢といった局面になっています」と解説する。

Dsc_0218(指し直し局、永瀬叡王が有利との評判になっている)

(吟)

斎藤王座 秒読みに入る

55

図の▲8三歩成で、斎藤王座が秒読みに入りました。対する永瀬叡王は44分ほど残しています。▲8三歩成を見た佐々木大五段は「もう先手は足を止めるわけにはいかなくなりました」と話す。待つなら▲5八金という手があったようだ。

Dsc_0199(秒読みに入って、▲8三歩成と決断の一着を指した斎藤王座)

(吟)

20時の控室

Dsc_0425(夜の戦い。にこやかに検討する中村修九段と佐々木大五段)

Dsc_0433(モニターと継ぎ盤を交互に見る)

(吟)

夜の陣屋

Dsc_0411(戦いは夜戦に入った。19時頃の大盤解説会場を外から)

Dsc_0417(かがり火が揺れる)

Dsc_0064(こちらは夜の鶴巻温泉駅)

(吟)

このサイトに掲載されている記事・イラスト・写真・商標等の無断転載を禁じます。