麻生大浦荘は筑豊御三家のひとつに数えられた麻生家の初代、太吉の長男である太右衛門の邸宅として建築された住宅のひとつです。大正末期に建てられたもので、非常に高価な木材を使って数寄を凝らした和風入母屋書院造りが美しく、欄間の精緻細工から贅を尽くして建築されたことが伺えます。普段は非公開ですが、紅葉の見頃にあわせて特別公開が行われます。場所はJR筑豊本線「新飯塚駅」東口から徒歩10分ほど。
(麻生大浦荘玄関。100年以上の歴史が積み重ねられている)
(年季を感じさせる表札で、「荘」の字は判別がかなり難しい)
(門をくぐると、真ん中で別に分かれる木が目に入った)
(歩を進めると、色づいた庭園が望める)
(ピンクのツツジの花がきれいに咲いていた)
(入口から左手に進むと、建物に木々が寄り添っているかのような景色が見られた)
(潤)