伊藤女流四段、残り時間が１時間を切る
検討が熱を帯びます。伊藤女流四段は△４二飛と回って、残り時間が１時間を切りました。
控室では上図で▲５三銀が有力視されています。以下△４八飛成▲５二銀不成△同銀▲７四桂△７三玉▲８一竜（変化図）の局面で、武市七段は「金が質駒になるので、先手が指せそうです」との感想を残しました。
△４二飛に里見女流王位は手を止め、▲５三歩成△同銀▲２一竜△４八飛成▲６六桂と進み、終盤戦に突入しました。▲６六桂は角の利きを止めつつ、次に▲７四桂打の王手を狙っています。
（本局に勝って、フルセットに持ち込めるか）
（武蔵）
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