« 終局直後 | メイン | 感想戦 »

2020年6月 9日 (火)

局後インタビュー

Img_4255_i_sato

――40手目△3五歩から華々しい展開になりました。
里見 駒組みする手もありましたが、動いていってどうなのかなと。いちばん激しい変化にはなったと思います。駒得ですけど一気に攻められる形にもなりますので、難しいと思っていました。

――角を打ち込んだところ(49手目あたり)はどのような見解でしたか。
里見 ひとつ間違えるとすぐに悪くしてしまうので、神経を使っていました。これで悪かったら仕方ないかなと、難しいと思っていました。

――66手目△6六桂のあたりは。
里見 代えて受けるのか、本譜のように攻めていくのかで迷っていました。手を見て対応しようと思っていました。

――形勢がよくなったところは。
里見 84手目△7七歩が入ったあたりはよく見えてきました。

――いつもの番勝負とは違う環境です。
里見 体調に気をつけて臨もうとは思っています。

――第3局に向けての抱負。
里見 しっかりとコンディションを整えていきたいと思います。

Img_4260_i_kato

――49手目▲4二角と打ち込んだあたりの手応えは。
加藤 難しいとは思っていましたが、守りの金をはがせるので実戦的に先手持ちの人が多いだろうと。ただそのあとの攻めの構想が難しくて。70手目△8四金と打たれたところでよい攻めが見つからなくて、そのあとも間違えたような気がします。

――厳しいスコアになりました。
加藤 ここまで力を出せていない気がしましたので、腰を落とすタイミングをしっかりと考えて、来週の第3局に備えたいと思います。

(虹)

カテゴリ

ブログ内検索

  • Loading
このサイト内に掲載の記事、写真などの一切の無断転載を禁じます。