« 後手、優位に立つ | メイン | 17時を回る »
図は▲6四歩△同歩と、先手が突き捨てたところです。ここで岩根女流三段は自ら▲8六歩と突き、後手の狙い筋である△8七歩を誘いました。上図から▲8六歩△8七歩▲6八飛△8六飛▲5四角と進みました。
若松七段は「5四歩が取れましたが、それ以上に△5一歩と打てるようになったのが大きいと思います。次の手は△8八歩成ではないでしょうか。残り時間の差もありますし(▲岩根約25分、△里見約2時間)、先手が苦しいですね」と話しました。
(検討する若松七段)
(翔)